岩上隆安(いわかみ・たかやす)|第39期・陸上自衛隊

岩上隆安は昭和47年9月生まれ、東京都出身の陸上自衛官。

防衛大学校第39期(国際学)の卒業で幹候76期、職種は普通科だ。

平成30年3月(2018年3月) 陸上総隊司令部運用部付兼ねて派遣海賊対処行動支援隊司令・1等陸佐

前職は第17普通科連隊長兼ねて山口駐屯地司令であった。

2018年5月現在、陸上総隊司令部運用部付のポストで、灼熱の地・アフリカジブチにおいて派遣海賊対処行動支援隊の司令を務める岩上だ。

この記事をポストしている時の話で恐縮だが、岩上率いる派遣海賊対処行動支援隊の第9次派遣海賊対処行動支援隊要員110名は、赤道にほど近いアフリカ東部のジブチ共和国で日々、過酷な任務に従事している。


(出典:googlemap)

ご覧頂ければわかるように、ジブチ共和国は紅海とアデン湾を結ぶ海峡にほど近く、世界のシーレーンとして極めて重要な要衝に位置する。

そしてこの地では、2007年頃から海賊行為が国際的な問題となり、国連安保理において同海域の安全保障環境を維持改善する決議が繰り返し採択。

日本にも、同海域における治安維持活動へと参加する国際的な期待が高まったことから、2008年には中央即応連隊を主力とする第1陣を派遣して、本格的な国際貢献活動を開始した。

岩上は、その第9次支援隊の指揮官ということになる。

なお、今回岩上が率いている110名は、第9師団隷下の第21普通科連隊(秋田)を基幹としているが、現地は連日40度近くになる極めて過酷な任務の状況だ。

日々の暮らしを当たり前のように享受していると気が付きづらいが、私達の日常に必要な物資が当たり前のように届き、物流が機能するその裏方には、このように遠く離れた地において厳しい任務に精励する自衛官の存在があることにも、ぜひたまには思いを致してほしい。

日本の立派で高尚な大マスコミは、政権与党のあら捜しをするという崇高な任務があるため、どうしてもこのように、自衛官の活躍を伝える時間が取れない。

とても残念だが、それであればこれだけ各種ネットメディアが発達した時代だ。

一人でも多くの人にその活躍を知ってもらえればと、微力ながら情報を発信し続けたいと言う思いを新たにしている。

”派遣中の隊員の皆様、そして留守を守るご家族の皆様、本当に任務と銃後の守り、お疲れ様です。

皆様のご健康と任務の成功、無事のご帰国を心からお祈り申し上げています。”

さて次に、なぜそのような厳しい任務の指揮官に岩上が抜擢されたのか、という話だ。

もちろんそれには理由があるが、次のページでは岩上のキャリアと共に、その背景を見て行きたい。

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