西成人(にし・なると)|第30期・海上自衛隊

西成人は昭和39年1月生まれ、鹿児島県出身の海上自衛官。

防衛大学校第30期の卒業で幹候37期、出身職種については飛行で、公式情報では判明しないもののそのキャリアから、回転翼航空機の操縦士であろうと思われる。

平成29年8月(2017年8月) 横須賀地方総監部幕僚長・海将補

前職は海上幕僚監部総務部長であった。

2017年12月現在、横須賀地方総監部幕僚長の要職を務める西だ。

なお西については、防衛大学校では空手部に所属するなど50代半ばになってもキレキレの体躯を維持している、とてもスマートな海の男だ。

凛とした佇まいに精悍な顔つきでとてもカッコよく、一般人にもとてもファンが多い、海自の最高幹部である。

にも関わらず、西に関しては、防衛省の公式サイト内ではどうしてもカッコよく写っている写真を発掘することができなかった。

一般の方が、様々な行事や講演会で撮影した西の写真をアップしているものをよく見かけるが、どれも本当にイケメンである。

著作物なので、もちろん勝手に拝借することができず紹介できないのが残念だが、このページ内にある西の画像の5割増しでカッコイイと思って頂きたい。

話を元に戻す。

横須賀地方総監部幕僚長のポストだが、海将補としてはもっとも「格が高い」要職と言って良いだろう。

我が国最大の地方隊である横須賀のスタッフチーフという意味だけではない。

諸外国から日本に寄港し、友好行事に臨む海軍艦艇は、この横須賀地方隊でその担当を受け持つことが多い。

そしてその際、海上自衛隊を代表して接遇しエスコートするのは、横須賀地方隊の幕僚長だ。

つまり、海軍外交の窓口とも言える極めて重要な役割を求められることになり、キレ者であることはもちろん、威厳があり、絵になるイケメンである必要がある。

非常に名誉在るポストであると同時に、その責任は極めて重い。

その為、着任時の年次にも依るが、横須賀の幕僚長を務めた者はその後職として海将に昇り、更に要職に進む可能性が非常に高い。

西の前任であった杉本孝幸(第29期)は後職として航空集団司令官・海将に。

その前任であった中西正人(第27期)は後職として大湊地方総監・海将に進んでいる。

西の場合30期の若さであり、後職として海将に昇り、さらに要職に昇ると予想してまず間違いないだろう。

充実したキャリアから考えても、恐らく2018年度中の人事で昇任・異動になるのではないだろうか。

さて、その西のキャリアについて詳細に見ていきたいが・・・

その前にまた画像のお詫びである。

上記画像、左側が西で右側は横須賀地方総監の道満誠一(第26期)だ。

本来、西はもっとイケm(以下略)

西が海上自衛隊に入隊したのは昭和61年3月。

1等海佐に昇ったのが平成17年1月なので、第30期組1選抜のスピード出世だ。

ちなみにこの際、西は駐オーストラリア防衛駐在官として現地に赴任中であり、3年間に渡り我が国とオーストラリアの関係発展に尽力した。

なお、我が国が豪州と「準軍事同盟」と言ってよいであろう「安全保障協力に関する日豪共同宣言」を出したのが平成19年(2007年)。

更に同年からは、日米豪印4カ国に依る戦略対話も始まっているのだが、共に西がオーストラリア防衛駐在官時代の出来事である。

西がこの大仕事にどこまで貢献できたのか、詳細な情報まではさすがに分からないが、少なくとも西の尽力により成し遂げられた極めて大きな成果であったことは間違いないだろう。

そしてその後も、様々な大仕事を成し遂げ、平成25年8月に海将補に進んだ。

ちなみに2007年、西がオーストラリアにあり、この大仕事を成し遂げた時の総理大臣は安倍であった。

安倍の悲願とも言える政治課題、環太平洋安全保障体制の構築に大きな役割を果たした西のことを、安倍が認識していないとは思えない。

そして将官にもなれば、やはりその昇任には官邸サイドの意志も大きく働いてくるだろう。

海将補では、1選抜に2年遅れの昇任であったが、2018年度中に海将に昇れば、同期1選抜から1年遅れに差を詰めることになる。

そういった意味では、西の今後を考えると、大きな追い上げを見せてくるような気がしてならない。

なお、そのライバルとなる30期組の海将1選抜だが、2017年12月現在で出口佳努(第30期相当)1名のみである。

岡山大学を卒業し、30期組海将1番乗りという快挙を果たした。

ほどなくして昇任するであろう西と、将来の海上幕僚長争いをすることになるのではないだろうか。

いずれにせよ、この先5年間の我が国の平和と安全を守る上で、中心になって活躍する幹部であることだけは間違いない。

西の活躍と異動からは、特に目を離せそうにない。

◆西成人(海上自衛隊) 主要経歴

昭和
61年3月 海上自衛隊入隊

平成
9年1月 3等海佐
12年7月 2等海佐
16年6月 駐オーストラリア防衛駐在官
17年1月 1等海佐
19年9月 海上幕僚監部運用支援課訓練班長
21年3月 第23航空隊司令
22年4月 第22航空群主席幕僚
23年8月 統合幕僚監部防衛課長
25年8月 第22航空群司令 海将補
27年8月 海上幕僚監部監察官
28年12月 海上幕僚監部総務部長
29年8月 横須賀地方総監部幕僚長

【注記】

このページに使用している画像の一部及び主要経歴は、防衛省のルールに従い、防衛省のHPから引用。

主要経歴については、将補以上の階級のものにあっては防衛年鑑あるいは自衛隊年鑑も参照。

自衛官各位の敬称略。

※画像はそれぞれ、軽量化やサイズ調整などを目的に加工して用いているものがある。

【引用元】

防衛省海上自衛隊 横須賀地方隊公式Webサイト(着任式写真、会議写真)

http://www.mod.go.jp/msdf/yokosuka/photo_gallery/2017/08.html

http://www.mod.go.jp/msdf/yokosuka/news/29/27.html

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