更谷光二(さらたに・みつじ)|第33期・陸上自衛隊

更谷光二は昭和41年7月生まれ、奈良県出身の陸上自衛官。

防衛大学校第33期の卒業で幹候70期、出身職種は判明しないが、そのキャリアから見ておそらく航空科であると思われる。

平成30年3月(2018年3月) 東北方面総監部幕僚副長・陸将補

前職は陸上幕僚監部人事教育部厚生課長であった。


(画像提供:陸上自衛隊東北方面隊公式Webサイト

2018年6月現在、東北方面総監部幕僚副長を務める更谷だ。

なお、新任陸将補は方面隊の幕僚副長に着任することが多いが、やはり指揮官ポストでもなく組織のトップでもないので、着任式も行われなければ紹介記事が公式サイトに載るわけでもない。

そのため、その写真探しにとても苦労するのだが、更谷の場合、東北方面隊のイベントで集合写真の隅っこに写っている写真をやっと見つける事ができた。

それを目一杯拡大したのが上記の画像である。

なお、元画像(それでもトリミングしているが)はこちらだ。


(画像提供:陸上自衛隊東北方面隊公式Webサイト

管理人にとって、永遠のアイドルである山之上哲郎(第27期)・東北方面総監が右端に見えるが、言うまでもなく本来は画像中央であった。

余りにも横長すぎるのでここで切ったが、おそらく山之上総監の集合写真は、もうそろそろこれが最後の一枚だろうか・・・ということになるだろう。

後数ヶ月で退役されるのは確実であり、本当に寂しい。

(´;ω;`)

話をもとに戻す。

新任陸将補の更谷だが、奈良県北葛城郡の出身であり、非常にレアな陸将補である。

何がレアかと言うと、その出身地だ。奈良県出身の現役陸将・陸将補は30年3月の更谷の着任で、やっと1名となった。

そのため、常にせんと君のコスプレをしているほど郷土愛が強い。

100名以上いる将官の中で、たったの1名も出身者がいない都道府県は他にも少数あるが、実は将官には、出身地方の傾向が強く現れている。

伝統的に陸将・陸将補を多く排出しているのはやはり九州地方だ。

人口比を考えると、圧倒的に多い。東京もやや多いが、これはそもそも人口が多いので当然だろう。

福岡、鹿児島、宮崎あたりの多さは、やはり日本軍の成り立ちにも由来するのだと思われるが、普通に考えれば説明のつかない多さである。

そのあたりの情報は、またこちらのコラムを参照して欲しい。

【高級幹部】陸上自衛隊 陸将補名簿氏名一覧|2017年11月版

少し情報が古いので、頑張ってまた更新します・・・。

ではなぜ、奈良県は伝統的に将官の数が少ないのか、だ。

それもそのはずで、実は更谷の出身である奈良県は、我が国で唯一、陸自の駐屯地が1つも存在しない都道府県として知られる。

もちろん海無し県なので、海自の基地も存在しない。

唯一、航空自衛隊奈良基地があるが、こちらは幹部候補生学校で滑走路もなく、教育機関としてのみ、機能している状況である。

いわば「自衛隊不毛の地」である奈良県と言ってもよいだろう。そうなれば当然、自衛官を志ざす若者の数も少なくなる。

そのため幹部同士の、「郷土繋がり」が非常に希薄で、あるいは出世にも不利に作用してきた側面があるかもしれない。

そんな中での、奈良県出身の陸将補誕生だ。きっと非常な努力を重ねた上での将官昇任だったのだろう。

そういった意味でも、更谷の昇任には心からの祝辞と称賛をお送り、応援したい。

では次に、そんな更谷が歩んできたキャリアについてだ。

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