末永政則(第42即応機動連隊長)|第39期・陸上自衛隊

末永政則(すえなが・まさのり)は昭和47年8月21日生まれ、広島県出身の陸上自衛官。

防衛大学校第39期の卒業で幹候76期、職種は機甲科だ。

平成30年4月(2018年4月) 初代第42即応機動連隊長・1等陸佐

前職は陸上幕僚監部防衛部防衛班長であった。


(画像提供:陸上自衛隊第8師団第42即応機動連隊公式Webサイト

2018年3月に実施された陸自大改革の目玉である、即応機動連隊の発足。

その中でもとりわけ、国防の最前線にあって重要な役割を担う第8師団隷下の初代・第42即応機動連隊長に着任した末永だ。

平成29年3月に、第27代にして最後の第42普通科連隊長に着任し、1年かけて機動連隊化の準備を進め、大役をやり遂げた上での初代機動連隊長着任である。

なお念のために、即応機動連隊についてだ。

即応機動連隊は従来のように、単一の職種(兵科)から構成される部隊ではなく、平時から諸職種により混成され、戦闘団に近い作戦遂行能力が期待され編成された部隊になっている。

その構成は第42普通科連隊を基幹として、第8戦車、特科、高射の各隊からも一部を吸収し、即応性を高めながらも十分な火力も運用できる能力を併せ持つ。

そして、その目玉はやはりなんと言っても、16式機動戦闘車だ。

履帯でなく車輪で移動をするために高速走行が可能な一方で、その主砲は74式戦車と同等の火力を持ち、空中輸送も可能であるなど機動力と攻撃力をバランスよく併せ持つ。

もちろん、2018年現在で比較した主力戦車としての攻撃・防御能力を持ち合わせるものではないが、敵性勢力が現実に我が国に上陸させ得る初期戦闘力の排除を想定した場合には、非常に強力な抑止力になるだろう。

ある意味で、島国である我が国の国土防衛に特化した、日本らしいガラパゴス兵器と言えるかも知れない。

しかしながら、大事なことはもちろんこれら「強力な新兵器」ではない。

用意されたツールをその曹士が使いこなし、その組織を幹部が使いこなすことができるのかどうか。

その最も大事な、最初の伝統を作っていくことになる大任を託されたのが初代連隊長である末永ということになるわけだが、では末永とはどのようなキャリアを歩んできた幹部なのか。

すこしその経歴を詳しく見ていきたい。

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