内田雄三(防衛装備庁調達総括官・陸将補)|第29期・陸上自衛隊

内田雄三(うちだ・ゆうぞう)は昭和37年11月生まれ、宮崎県出身の陸上自衛官。

防衛大学校第29期の卒業で幹候66期、出身職種は武器科だ。

平成30年(2018年)3月 防衛装備庁調達事業部調達総括官・陸将補

前職は陸上自衛隊中央業務支援隊長兼市ヶ谷駐屯地司令であった。


(画像提供:陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地公式Webサイト


(画像提供:陸上自衛隊公式Webサイト

2018年8月現在、防衛装備庁調達事業部調達総括官を務める内田だ。

現役将補では、最後から2番目の遅いご紹介となる。

それにはもちろん訳があり、この内田。

陸上自衛隊、ひいては我が国の平和と安全を根幹から支える要職を歴任してきた自衛官生活の中で、そのほぼ全てが裏方の仕事となっているからだ。

そのため、modドメイン(防衛省公式サイト)で、内田が僅かでも写り込んでいる写真を全く見つける事ができずに、そのうち見つかるのではないかと待ち続けて、今日に至ってしまった。

しかしながら、2018年夏の将官人事で、内田の同期である29期組陸将補の多くが勇退。

これは、29期組の陸上幕僚長候補がすでに絞り込まれた事による人事だが、そのため内田も、あるいは2019年春の将官人事あたりでは退役になってしまうのではないか。

そんな危機感から、今回画像なし(イメージ画像)で、記事を書かせて頂くことにした。

そのため内田の記事で使用させて頂くのは、内田がこれまで歴任してきた要職に現在ある幹部か、もしくはその職種の演習などの画像を使用させて頂いているものである。

なおページ冒頭の凛々しい部隊長の画像は、内田も隊長を務めた東部方面後方支援隊の第101全般支援隊長のものである。

同ポストは2佐職なので、もちろん現在の内田の画像ではない。併せてご注意して欲しい。

さて前提が長くなったが、防衛装備庁調達事業部調達総括官という、極めて重要なポストを担う内田である。

といっても、一般人には全く知られておらず、おそらくこれまでも、これからも、ニュースになるこそすら無い裏方中の裏方ポストだ。

但し、言うまでも無く極めて重要なポストであり、その職責は我が国の命運を左右すると言ってもよいほどの重い責任を背負う。

なお組織で言うと防衛装備庁の所属となり、防衛装備庁長官直轄の調達事業部で、部長に次ぐNo2のポストにあたる。

その職務は、装備品の調達実務を現場を知り尽くす装備の専門家の立場から統括するもので、
・予定価格の算定
・契約の締結
・契約履行の促進
・地方防衛局が行う監督・検査の総括

と言ったものを、長年に渡り積み上げた知見で包括的に統括する。

いわば、自衛隊が精強であるために、装備品や調達品が予定通り、予定の場所に、予定の内容で届けられるかどうかに責任を持つ最高幹部ということになる。

兵站の実務を担ってきた内田の自衛官生活を締め括る上で、これ以上無い最高に名誉ある要職であると言って良いだろう。

では、そんな重い責任を背負う内田はこれまで、どんなキャリアを積み上げてきた幹部なのか。

少し詳細に見ていきたい。

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