福田達也(第4護衛隊群司令・海将補)|第34期・海上自衛隊

福田達也(ふくだ・たつや)は昭和42年10月生まれ、大阪府出身の海上自衛官。

防衛大学校は第34期、幹候は41期の卒業だ。

平成28年7月(2016年7月) 第4護衛隊群司令・海将補

前職は大湊地方総監部幕僚長であった。


(画像提供:海上自衛隊公式ツイッター

2018年11月現在、第4護衛隊群司令を務める福田だ。

2017年3月に就役したばかりの護衛艦「かが」を預かるなど、非常に充実した戦力を誇り、何かとメディアに登場することも多い護衛隊群とその指揮官である。

なお上記画像、福田がエスコートするのはもちろん、フィリピンのドゥテルテ大統領。

アメリカのトランプ大統領と並び、いろいろと物議を醸す言動で知られる政治家だが、一方で我が国にとって、東南アジアでの影響力を維持する上でキーマンとも言える存在だ。

この画像は、福田が平成30年度インド太平洋方面派遣訓練の指揮官として第4護衛隊群を率い、アジア各国に寄港し、「軍人外交」を担っている際の一コマである。

この記事を更新している2018年11月現在でも、まだこのミッションは継続中で、おそらく2018年12月頃の帰港であったのではないだろうか。

福田は第4護衛隊群を2016年7月から預かり、すでに2年5ヶ月の洋上勤務中だ。

そう言った意味では、おそらくこの任務から帰ってきたら、さらに重い責任を担う次のポストに異動になるのではないだろうか。

なお福田は、この第4護衛隊群司令にあった平成29年3月からは、アフリカ・ソマリア沖の海賊対処にあたる多国籍部隊、第151連合任務部隊の司令官も務めている。

更に言うと、平成15年に2等海佐であった頃には、護衛艦「ありあけ」の砲雷長としてインド洋に赴いた経歴があるなど、海外での任務が非常に豊富だ。

この際の任務は、旧テロ特措法に基づくインド洋での洋上給油のためのものであったが、若き2等海佐であった福田は当時、繰り返し、

「訓練でできなかったことは、実戦では絶対にできない」

と語っていたことが印象的だ。

洋上給油という国際貢献活動に加え、任務の合間には対潜・対水上戦の訓練も怠る訳にはいかない。

国際貢献活動という「大義名分」のために、自分たちの本来任務である「国の防衛」も疎かにできない中で、多忙を極めたからこそ、訓練の重要性を痛感したと言うことなのだろうか。

それから15年の時が経ち、砲雷長として護衛艦の安全と国の防衛に責任を担っていた中堅幹部は今、第4護衛隊群司令として、世界の平和と安全をも直接、担う活躍を見せている。

今後が非常に注目される、最高幹部の一人だ。

ではそんな福田とはこれまで、どんなキャリアを歩んできた幹部なのだろうか。

少し詳細に、その経歴を見ていきたい。

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