惠谷昇平(第3師団司令部幕僚長・1等陸佐)|第35期・陸上自衛隊

惠谷昇平(えたに・しょうへい)は昭和43年7月23日生まれ、大阪府出身の陸上自衛官。

防衛大学校第35期の卒業で幹候72期、職種は機甲科だ。

平成29年8月(2017年8月) 第3師団司令部幕僚長・1等陸佐

前職は自衛隊滋賀地方協力本部長であった。


(画像提供:小島肇(第19期)・元2等陸佐)


(画像提供:陸上自衛隊公式Webサイト

2018年11月現在、第3師団司令部幕僚長を務める惠谷だ。

なお先に、この場をお借りしてお礼を申し上げておきたい。

上記1枚めの写真は当サイトがいつもお世話になり、ご指導を頂いている小島肇(第19期)・元2等陸佐(画像右)からご提供頂いたものだ。

惠谷が第11普通科連隊長であった時に、撮影取材で訪問した際の一枚とのこと。

小島様、いつもありがとうございます!

さて、惠谷の話に戻したい。

35期組の幹部だが、機甲科のエリートらしいその経歴は、非常に充実している。

中でも印象的なポストはやはり、上記画像1枚目の時代である第11普通科連隊長の補職だろうか。

第11普通科連隊は、「機甲師団」の公式名称を持つ陸自第7師団隷下にある、完全機械化歩兵連隊だ。

なお機械化というのは、機械の体を手に入れたような近未来的な兵士という意味ではもちろんない。

機甲科の主力である戦車などと協働で行動し、共に機動戦闘を戦えるように装備・訓練を充実させた部隊のことで、主に装甲車や装軌車に搭乗し戦場を駆ける兵科のことだ。

我が国の普通科連隊で、この運用思想に基づき完全な機動戦闘を行うことができるのは、この第11普通科連隊のみとなっている。

いうまでもなくそれは、我が国最強の機甲科部隊である第7師団隷下にあり、戦車連隊と共に完全に協働で作戦行動を行い、あらゆる危機に迅速に駆けつけられることを目的とする。

このような、我が国を代表する圧倒的な練度を誇り、また戦力を有していることもあり、第11普通科連隊の定員は1500名と、非常に大きなものになっている。

通常、普通科連隊は800~900名ほどで編成されるのが、我が国の戦術単位だ。

軽編成の普通科連隊ではさらにコンパクトになり650名ほどになるので、それに比べてこの第11普通科連隊の規模の大きさが、おわかり頂けるのではないだろうか。

様々な意味で我が国を代表する普通科の一つであり、その連隊長に求められる役割は極めて重く、またかけられる陸自内外からの期待は非常に大きい。

では、そのような精鋭部隊を率いる惠谷とは、これまでどのような経歴を歩んできた幹部なのだろうか。

少し詳細に、そのキャリアを見ていきたい。

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