青木秀敏(鳥取地方協力本部長・1等陸佐)|第38期・陸上自衛隊

青木秀敏は福井県福井市出身の陸上自衛官。

防衛大学校第38期の卒業で幹候75期、職種は高射特科だ。

平成30年8月(2018年8月) 自衛隊鳥取地方協力本部長・1等陸佐

前職は第7高射特科連隊長兼ねて静内駐屯地司令であった。

なお、鳥取地方協力本部長としての指導方針は判明しないが、第7高射特科連隊長兼ねて静内駐屯地司令であった時の指導方針は以下の通りであった。

【要望事項】

「じぶんらしく」

【駐屯地司令要望事項】

「地域とともに」

(画像提供:自衛隊鳥取地方協力本部公式Webサイト

(画像提供:陸上自衛隊第4師団公式Webサイト

2018年12月現在、自衛隊鳥取地方協力本部長の要職を務める青木だ。

地方協力本部は、自衛隊への入隊を志す若者と自衛隊を結び、また任期満了や定年で自衛隊を去ろうとする自衛官への第二の人生の斡旋などを行う。

他にも、災害発生時には地方公共団体と自衛隊を繋ぐ懸け橋となる調整役を担い、また平時には、自衛隊の知見を活かした防災や減災に関するセミナーなどを開催して、地域社会に貢献する。

早い話が、自衛隊の顔であり民間との関係をマネジメントする要職中の要職であり、非常に高い人間力が求められるポジションということだ。

そんなこともあるのかも知れないが、どうも地本長に着任する幹部には、スッキリしたルックスのイケメン系が多い気がする。気のせいだろうか。。

その青木だが、現在の安全保障環境の中でその存在感を大きくしつつある、高射特科の高級幹部を務める。

2018年12月現在の話だが、陸自大改革で新たに誕生した陸上総隊では、その司令官と幕僚長も、共に高射特科出身の陸将で占められていることからも、その存在感がご理解頂けるのではないだろうか。

なお司令官は、次期陸上幕僚長最有力候補と言われる住田和明(第28期)

そして幕僚長は、同じ28期で気心の知れた藤田浩和(第28期)だ。

その隷下部隊の構成を考えると、司令官と幕僚長がともに高射特科出身の将官で良いのかと、要らぬおせっかいを感じてしまうところだが、偉い人が考えている事なのできっと大丈夫なのだろう。

それほどまでに、高射特科の役割が大きくなっているということだ。

これはひとえに、南西方面における離島防衛に、我が国の防衛政策が大きくシフトしていることによる。

離島防衛では、12式地対艦ミサイルの配備で我が国は、非常に大きな国防上のアドバンテージを一つ積み上げることになったが、当然そうなれば、中国人民解放軍も座視はしない。

能力的に、防衛目的にのみ使用使途が限定されるにも関わらず、非常に強力な抑止力を持つ陸自の地対艦ミサイル部隊は、有事の際には必ず攻撃対象になるだろう。

そして、それら地上ユニットと航空自衛隊のレーダー施設などをいかにして守り抜くかが、有事の際の勝敗を大きく分ける要素の一つとなる。

その任務を期待されている部隊こそが、陸自の高射特科ということだ。

詳しくはこちら、

防衛省・自衛隊の沖縄新ミサイル基地建設 本当の目的はどこにあるのか

で詳述しているのでこちらでは避けるが、早い話が、高射特科の役割は2018年現在、歴史上でもその期待される役割が非常に高まっているということである。

あるいは陸上総隊の将官人事にも、このような事情も反映しているのかも知れない。

では、そんな重要な役割を担う高射特科のエキスパートである青木とは、これまでどのようなキャリアを歩んできた幹部なのだろうか。

少し詳細に、その経歴を見ていきたい。

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