2017年7月1日、南西航空警戒管制隊を南西航空警戒管制団に格上げし組織改変したことに伴い、1等空佐であった横尾広が空将補に昇任し、そのまま、初代・南西航空警戒管制団司令に着任した。
この組織改編に伴い、南西航空混成団副司令であった渡邊博史も横滑りで南西航空警戒管制団の副司令に着任している。
陸上自衛隊でも、冷戦構造下では当たり前であった北方優先の組織体制と人事が近年では南西方面が重視されつつある。
レーダー管制を通じスクランブルに出撃した要撃機の支援を行う管制隊(管制団)の役割は大きく、とりわけ南西方面は我が国の国土防衛の要だ。
空将補に昇任した横尾には、ますますの活躍を期待したい。
その他、防衛省から発令された航空自衛隊の将補人事の詳細は以下の通りである。
空将補に昇任させる
南西航空警戒管制隊司令
1等空佐 横尾広
南西航空警戒管制団司令を命ずる
(南西航空警戒管制隊司令)
空将補 横尾広
南西航空方面隊副司令官を命ずる
(南西航空混成団副司令)
空将補 渡邊博史
(以上7月1日)
防衛省発表資料
http://www.mod.go.jp/j/press/sankou/jinji.html
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