1佐人事・昇任1佐人事|2020年1月・海上自衛隊

2020年1月、海上自衛隊の1佐人事・昇任1佐人事が発令された。

海上自衛隊でも、やはり注目してほしいのは昇任1佐人事だ。

2020年1月に1選抜前期で1佐に昇任したのは、平成13年入隊、すなわち防衛大学校第45期(相当)の幹部たちである。

寄り道なしのストレートの場合、昭和53年度の生まれということになる。

ところで、今回の昇任1佐人事は少し気になる動きがある。

2019年1月の昇任1佐人事で1佐に昇った幹部の数は、28名であった。

一方、2020年1月で1佐に昇ったのは20名である。

伝え聞くところによると、自衛隊の昇任の現場でもかなり”適材適所”が徹底され始めているようだ。

そのため、これまでのように、幹部候補生学校を卒業していれば誰でも2佐に昇任し、CGSなどの指揮幕僚向け教育課程を修了していれば誰でも1佐までは昇れるという人事が、崩れ始めているそうである。

あるいは今回、1佐に昇任した人数が少なくなっているのも、この影響なのかもしれない。

以降、このトレンドには注視していきたい。

余談だが、前・統合幕僚長の河野克俊(第21期は)、昭和52年の海上自衛隊入隊である。

つまり今回の昇任1佐人事で、1選抜で1佐にスピード昇任したようなエリートの多くが、河野が幹部候補生学校を卒業し3尉に任官した53年3月には、まだ生まれていなかったということである・・・。

改めて、あのオッサンのバケモノぶりは凄いと思う・・・

ちなみにストレートの1佐1選抜は、年齢で言うと当年42歳になる、まさに気力・体力ともに充実しきった頃合いだ。

今後15年、すなわち2035年頃にかけて、我が国の国防を担うことになる若き1等海佐である。

この名簿の中から、6年半後、最初の陸将補が選抜され、10数年後には海上幕僚長が選抜されるかも知れない。

ぜひ、注目して欲しい。

なお例によって、アイキャッチ画像の若く美しい女性は、人事異動とは何の関係もない。

令和元年度練習航海において、フィジーの首都・スバに立ち寄った際に束の間の休息を楽しむ、強く美しい新任3尉の女性自衛官を撮影したひとコマだ。

それにしてもこちら、公式サイトに「女性自衛官学校訪問」と案内があるのだが、フィジーでもself-defense forceと名乗ってるのだろうか。。

いくらなんでも普通に日本独特の呼称だと思ってたが・・・。

その他、詳細な異動内容は以下の通り。

※文中、自衛官および関係者各位の敬称略。

(画像提供:海上自衛隊公式Webサイト

1等海佐に昇任させる
(海上幕僚監部)
2等海佐 浅野史郎

(海上幕僚監部)
2等海佐 伊藤雅彦

(海上自衛隊航空補給処)
2等海佐 植松政人

(統合幕僚監部)
2等海佐 大矢実

(海上自衛隊幹部学校)
2等海佐 加藤万雄

(システム通信隊群司令部)
2等海佐 熊取谷行

(海上幕僚監部)
2等海佐 作中昌和

(あしがら)
2等海佐 佐藤剛

(海上幕僚監部)
2等海佐 佐野浩之

(海上幕僚監部)
2等海佐 白方将司

(あけぼの)
2等海佐 竹下文人

(さわぎり)
2等海佐 田中政臣

(海上自衛隊幹部学校)
2等海佐 出口太一

(たかなみ)
2等海佐 新原綾一

(統合幕僚学校)
2等海佐 比企正

(海上自衛隊幹部学校)
2等海佐 福澤光恭

(くろしお)
2等海佐 堀内智治

(海上幕僚監部)
2等海佐 本多正敏

(統合幕僚監部)
2等海佐 山口大輔

(自衛艦隊司令部)
2等海佐 山口誠

(以上2020年1月1日付)

防衛省発表資料

https://www.mod.go.jp/j/press/jinji/2020/0101a.pdf

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