横須賀地方隊サマーフェスタ2017|海上自衛隊・イベント

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海上自衛隊の地方隊としては最大の規模を誇る横須賀地方隊で、2017年度もサマーフェスタが行われる。

日時は2017年8月5日で、今年も艦艇の船内見学はもちろん、特別機動船の体験乗船が行われるなど、横須賀でしか体験できないイベントがてんこ盛りになっている。

横須賀音楽隊の演奏もイベントに華を添えて、とても楽しいイベントになりそうだ。

 

 

なお、イベントで展示される艦艇については今のところ(2017年7月4日現在)、公式発表はない。

2016年のイベントでは護衛艦「たかなみ」「てるづき」「いずも」、それに砕氷艦「しらせ」が公開されるという夢のような内容だったが、例年通りであれば、2017年度も同じクラスの艦艇が展示される見込みだ。

 

ちなみに画像は輸送艦おおすみのもので、2010年に撮影したものである。

当時はまだひゅうがが就役したばかりであり、一般公開など望むべくもない時代だったので、おおすみの一般公開が超目玉だった。

それがいまではいずもが一般公開で見学できるとは、すごい時代になったものである。

 

 

なお、初めて自衛隊の艦艇見学に行く人がいればぜひ備えてほしいのが、服装と履物だ。

夏の時期、艦艇の甲板上は想像以上に暑くなり、少し立っているだけで熱中症の危険がある。

今回は体験航海ではなく艦艇見学なので、暑くなれば日陰に逃げることもできるが、それでも多くの人で賑わうことが予想される艦内だ。

紫外線対策と防止などの日よけは万全にしていこう。

 

またご覧のように、艦内の階段は相当急であり、素人は普通の階段のように昇り降りできず、ハシゴのように昇り降りする程だ。

防水区画や設備の影響で艦内には凸凹も多いので、ハイヒールは絶対にオススメできない。

ローヒールなど、わずかでヒールの高い靴も絶対にやめたほうが良い。

運動靴など、機能性重視の靴で出掛けるようにしよう。

 

また、東日本震災以来自衛隊を身近に感じる人も多く、もちろん喜ばしいことなのだが、一方で自衛隊は実力組織であり、一般に軍事組織と言っても良いだろう。

まして海上自衛隊はビークルコンバット(艦船による戦い)の組織であり、艦艇の維持管理には相当厳しく、不審者の立ち入りや不審物の持ち込みには相当厳しく対処する。

 

艦内への持ち込み禁止物品には火薬、酒、無線機、ナイフやカッターなど一般に飛行機に乗る時と同じ程度の禁止事項があり、持ち物検査もある。

ペットボトル飲料は持ち込み可能だが、必ず申請し、許可を得て持ち込んで欲しい。

というよりも、暑い時期なので水分補給が大事になるため、申請をした上で飲み物は必ず持ち込もう。

できれば未開封の状態で、市販品の販売時のままの姿で持ち込むことが望ましいだろう。

 

冗談でも、これらの物品を隠し持って入るふりをする事は絶対にオススメできない。

冗談ですまない可能性があるので、これらの事項は絶対に遵守するようにしよう。

 

 

なお、もし艦艇見学で一般公開エリアに含まれていれば、ぜひ見学してほしいのが曹士の居住エリアだ。

画像はおおすみの曹士寝室エリアであり、このような場所で曹士たちは睡眠をとる。

狭くてプライバシーもなくかわいそうだと思うかもしれないが、これでもおおすみは大型艦であり恵まれている。

潜水艦は交代勤務の間、ベッドは交代で使う共用であり、さらに過酷な居住区になっている。

 

艦艇見学では、もし許されればこのようなところまで見学し、国防の最前線で戦う若者や指揮官の機微にも触れてもらえれば幸いだ。

 

その他詳細は、出掛ける前に必ず公式Webサイトでチェックし、開催状況を確認してから出掛けるようにしよう。

 

【イベントデータ】

名称:横須賀地方隊サマーフェスタ2017  

開催場所:海上自衛隊 横須賀地方総監部 

所在地:神奈川県横須賀市西逸見町1丁目無番地 

日時:2017年8月5日(土)      

開催時間:9:00~16:00       

問合せ先:046-822-3551(総監部広報係)

料金:無料             

駐車場:無し            

Web:サマーフェスタ公式サイト   

 

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