2018年は、5月20日に「護衛艦かが」が大阪天保山で一般公開されたが、今度は九州の門司で、ビッグイベントである。
「かが」の兄貴分ともいうべき「護衛艦ひゅうが」の一般公開だ。
(画像提供:自衛隊福岡地方協力本部)
護衛艦ひゅうがは、第二次世界大戦中に航空戦艦として改装された「日向」の名を受け継ぐ、2代目の艦ということになる。
全通甲板を持ち、また海自史上初となる女性乗組員が配置されるなど、非常に画期的な技術と運用が取り入れられた先進的な艦であり、まさに航空戦艦「ひゅうが」の名を受け継ぐ存在としてふさわしい船だ。
ぜひ、九州近辺の護衛艦ファンは一人でも多く足を運んで欲しい。
そして、その気になる一般公開要領は以下のようになっている。
【公開日】
2018年6月2日(土)
【時間】
9:00~16:00(受付終了15:00)
【場所】
門司港西海岸2号岸壁
【最寄り駅】
鹿児島本線門司港駅
【事前申し込み】
不要、当日現地まで
なお、その「ひゅうが」だが、基準排水量は実に14000トン。
弟分であるいずも型護衛艦が就役するまで、海自の護衛艦として最大級を誇ったその巨艦の勇姿には、きっと圧倒されることだろう。
見上げればビルのようであり、甲板から見下ろせば、まるでマンションから地上を見下ろすほどの高低差がある。
しかし、その大きさに驚いたときには、もっと驚いて欲しいことがある。
第二次世界大戦中に運用されていた初代日向の排水量は、なんと39000万トン。
つまり、護衛艦ひゅうがの3倍だ。
さらにいうと、戦艦大和は更に大きい、基準排水量64000トンである。
当日、ひゅうがの大きさに驚いたら、戦艦大和はその4.5倍の大きさを誇った事実に驚き、ぜひ一緒に足を運んでいる家族や友人に教えてあげて欲しい。
きっと驚かれることだろう。
次に、そのひゅうがを動かすクルーについてだ。
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