練習艦せとゆきの一般公開も行われる、第12回自衛隊みなと祭りが、鹿児島県の鹿児島本港区・北埠頭北側岸壁で行われる。
日時は7月22日(土)、23日(日)の2日間。
時間は10:00~11:30と、13:00~15:30となっている(2日目は~15:00)。
練習艦の一般公開が2日間に渡って行われる上に、当日は陸海空の装備品展示や南極の氷を展示するイベントもあり、また23日には航空自衛隊の展示飛行も予定されているので、海上自衛隊と航空自衛隊の両方を一気に楽しめる豪華なイベントになりそうだ。
なお、せとゆきを「練習艦を見に行ってもなあ・・・」と思う人がいれば素人である。
自衛艦のことを知らない素人であると、大いに反省して貰いたい。
まず第一に、せとゆきはとてもかっこいい。
3000トンクラスの汎用的な艦船ではあるが、コンパクトにまとまっていながら機能的であり、何よりもイケメンだ(船は女性品詞だから 美魔女 美少女というべきか)。
画像はせとゆきがまだ護衛艦であった頃に、艦橋の司令席から撮影したものだが、これだけでもカッコよさがわかるだろう。
さらにこちらは、沖合を航行中にせとゆきの前甲板から艦橋を撮影したものだ。
艦上構造物は後部にもっとたくさんあるのに、艦橋しか無いかのようなシルエットである。
小顔の美少女と言わずしてなんというのだろうか。
さらに言うと、せとゆきは自衛艦艇として「海上自衛隊初」の称号を2つ持っている。
一つは、海上自衛隊の艦船として初めて皇室の御召艦になったことだ。
とても悔しいことではあるが、天皇陛下や皇室が海外に外遊に出掛け艦船による移動をする必要がある場合、いろいろな事情から海上保安庁の船をお召しになる。
しかしせとゆきは、2010年に初めて寬仁親王、彬子女王をその艦上にお招きし、駐日本トルコ大使やトルコ軍楽隊とともに、エルトゥールル号遭難事件120年目の洋上追悼式を行う栄に預かった艦である。
その際にはもちろん、せとゆきには「皇室旗」が掲げられた。
いうまでもなく、海上自衛隊初の栄誉であり、海上自衛隊にとって極めて大きな一歩となった。
2つ目の称号は、「女性初の艦長」誕生だ。
せとゆきの第22代艦長は東良子で、防衛大学校女子1期生である。
同期の大谷三穂と同時に、2013年に海上自衛隊始まって以来の女性艦長となった。
ちなみに、せとゆきは第23代の艦長も女性で川嶋潤子・2等海佐だ。
このように、海上自衛隊の歴史を多く作ってきた素晴らしい練習艦、せとゆき。
いずもやかがは、確かにかっこいい。
正直、どっちかしか見られないと言われたら確かに困るが、それでもせとゆきを見たいという自衛隊ファンは多い。
鹿児島の海上自衛隊ファンであれば、足を運ばない理由はないだろう。
ぜひ、時間を作って出掛けてみて欲しい。
【イベントデータ】
名称:第12回自衛隊みなと祭り
開催場所:鹿児島本港区・北埠頭北側岸壁
所在地:-
日時:2017年7月22日(土)、23日(日)
開催時間:本文参照
問合せ先:099-253-8920(鹿児島地本)
料金:無料
駐車場:無し
Web:鹿児島地本公式イベントサイト
【注記】
このページに使用しているチラシの画像は、防衛省のルールに従い防衛省のHPから引用。
※画像は、軽量化やサイズ調整などを目的とし、オリジナルからトリミングし切り取って加工し用いている。
【引用元】
防衛省海上自衛隊 鹿児島地方協力本部公式Webサイト(イベントチラシ)
http://www.mod.go.jp/pco/kagoshima/kachihon/event.html
※せとゆきの画像は、自ら撮影したものを用いている。
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