陸上自衛隊の人気イベント、駐屯地祭りの季節がやってきた。
その年度初め第1弾、まだ桜の残る4月8日に開催されるのは、東京を始めとした関東防備の要である第1師団が所在する練馬駐屯地。
2018年は、練馬駐屯地創設67周年、第1師団創立56周年記念の年にあたる。
開催日時だが、2018年4月8日(日)。
時間は9時~15時で、開門も9時ちょうどとなっている。
最寄り駅は、東武東上線「東武練馬駅」から徒歩8分
もしくは、東京メトロ有楽町・副都心線「平和台駅」徒歩10分
なお駐車場は関係者向けのものだけであり、周辺に小規模なコインパーキングはあるものの、まずアテにできないので注意して欲しい。
周辺の混雑防止のためにも、公共交通機関を利用して出かけるようにしよう。
なお、気になるタイムスケジュールだが、以下のようになっている。
10:30~11:30 記念式典
11:35~12:15 訓練展示
12:25~14:30 戦車など試乗コーナー(※)
※戦車試乗は整理券を持っている来場者のみ。整理券は9:15から野外売店西側で配布。
訓練展示だが、例年の内容であれば、戦車や榴弾砲の機動展示・空砲発射などが楽しめる他、音楽隊やラッパ隊の演奏も楽しめるはずだ。
もちろん、式典責任者である柴田昭市(第29期)・第1師団長のスピーチにも、ぜひ注目して欲しい。
なお、第1師団の柴田師団長は、29期組の出世頭であり、1選抜(1番乗り)の出世を続ける、極めて近い将来の陸上幕僚長候補の一人だ。
最短の場合、2020~2021年頃に陸上自衛隊のトップである、陸上幕僚長に昇る可能性がある陸将なので、ぜひその立ち居振る舞いにも熱い視線を向けてもらいたい。
ところでこの第1師団だが、別名、頭号師団とも呼ばれている。
首都東京を守る師団に対し戦前から、敬意を持ってつけられた愛称だ。
さらに第1師団は、近畿地方を守護する第3師団と並び、我が国に2つしか無い政経中枢師団であり、都市部に対する攻撃から国民の生命と財産を守ることを主任務とする。
その為その装備は軽武装高機動で、敵性勢力からの攻撃に対し、極めて迅速に適切に対応できる様々な装備と火力を揃える。
これら近接戦闘に特化した装備や、生物化学兵器攻撃などに対応する装備品展示にもぜひ注目し、会場内を歩いてみて欲しい。
・・・それにしても、なぜ今年の公式ポスターは漫画なのだろう。
漫画アクションに連載中の「ライジング・サン」という漫画らしいが、こんなサイトをやっていながら今まで見たことがなく、初めて知った。
萌え絵で集客を図るよりも健全な気もするが、ここまで硬派な絵にすると、若い男性の集まりが悪くなるのではないかと、変な所で気がかりでもある。
【イベントデータ】
名称:練馬駐屯地創設67周年記念行事
開催場所:陸上自衛隊練馬駐屯地
所在地:東京都練馬区北町4-1-1
開催日:本文参照
開催時間:本文参照
問合せ先:03-3933-1161(師団広報部)
料金:無料
駐車場:無し
Web:第1師団公式イベントサイト
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【注記】
このページに使用している画像の一部及び主要経歴は、防衛省のルールに従い、防衛省のHPから引用。
※画像はそれぞれ、軽量化やサイズ調整などを目的に加工して用いているものがある。
【引用元】
防衛省陸上自衛隊 第1師団公式Webサイト(イベントチラシ)
http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/1d/event/nou.html
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