九州の表玄関、第4特科連隊が所在する久留米駐屯地の創設65周年記念行事が、2017年9月23日土曜日(祝)に開催される。
時間は9:00~15:00。
駐屯地は一般開放されるので、誰でも事前予約なしに入場でき、迫力ある第4特科団の訓練展示を見学することができる。
第4特科団は野戦特科と呼ばれる職種で、主に遠距離から侵攻する敵に対し、面攻撃で打撃を与えることを目的に武装を整え、訓練を行っている。
主な装備は上記画像のようなFH-70(155mm榴弾砲)であり、この陸上自衛隊が誇る巨砲を駐屯地祭では町中でぶっ飛ばしてくれるので、大迫力の訓練展示を楽しむことができる。
※空砲
もちろん駐屯地祭で披露されるのは空砲で、最大100倍を越える倍率で人気の富士総火演(総合火力演習)でも、このFH-70が実弾を発射することはない。
というのも、有効射程距離24kmと中長距離を狙う武器であり、目視できるような位置に所在する敵を攻撃するような武装ではないからだ。
(装弾実演は有り)
そんな巨砲の迫力は空砲でも、初めての体験であれば腰を抜かすほど驚くことだろう。
ぜひ、まだ自衛隊の駐屯地祭に足を運んだことがない人がいれば、久留米付近の住民はもちろん、遠方からも足を運んで見学して欲しい。
なおプログラムだが、例年通りであればおそらく以下のような内容になるはずだ。
・観閲行進
・訓練展示
・飛行展示(OH-6DかAH-1S、もしくはその両方)
・音楽演奏
・戦車など体験試乗
他の駐屯地と違い、久留米基地は野戦特科の基地なので、おそらく普通科や施設科の駐屯地祭に比べFH-70の空砲射撃は大盛りで大サービスしてくれるだろう。
腹の底からズシンと昇ってくるような重火砲の発射音を楽しみに行くだけでも足を運ぶ価値は十分にある。
なお会場には、極僅かながら駐車場が用意されるようだが、あてにして行くと空振りになると思われるので公共の交通機関を利用して出掛けて欲しい。
その他詳しいことは、久留米基地駐屯地の広報課まで問い合わせて、秋たけなわの爽やかな青空の下、久留米駐屯地まで足を運んでみてはどうだろうか。
【イベントデータ】
名称:久留米駐屯地創設65周年記念行事
開催場所:陸上自衛隊久留米駐屯地
所在地:福岡県久留米市高良内町
日時:2017年9月23日(土・祝)
開催時間:9:00~
問合せ先:0942-43-5391(駐屯地広報班)
料金:無料
駐車場:本文参照
Web:久留米基地公式Webサイト
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【注記】
このページに使用している画像は、防衛省のルールに従い防衛省のHPから引用。
※画像は、軽量化やサイズ調整などを目的とし、オリジナルからトリミングし切り取って加工し用いている。
【引用元】
防衛省陸上自衛隊 第4特科連隊公式Webサイト(FH-70画像)
http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/4d/kurume/page_3_butaisyoukai/2_4fa/4faninmu.html
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