山﨑麻由(やまさき・まゆ)|第47期・第8高射特科大隊長

山﨑麻由(やまさき・まゆ)は兵庫県出身の陸上自衛官。

防衛大学校第47期の卒業で幹候84期、職種は高射特科だ。

生年月日は判明しないが、47期はストレートの場合、昭和55年度の生まれということになる。

平成30年8月(2018年8月) 第8高射特科大隊長・2等陸佐

前職は陸幕人事教育部勤務であった。

(画像提供:陸上自衛隊第8師団公式Webサイト


(画像提供:陸上自衛隊第8師団公式Webサイト

2019年8月現在、国防の最前線、西部方面隊の第8師団隷下、第8高射特科大隊長を務める山﨑だ。

第47期の幹部のご紹介は山﨑で初めてであり、最年少ということになるが、2019年度でおそらく39歳と思われる。

もはや女性幹部は全く珍しく無くなりつつあるが、それでも国防の最前線で国家から戦闘職種の1個大隊を任される指揮官が若く頼もしい女性自衛官となると、注目したい。

さっそくご紹介していきたい。

その第8高射特科大隊。

2018年3月に実施された陸自大改革で大幅な組織改編がなされた西部方面隊隷下にあるが、やはり様々な組織の再編を経験している。

具体的には、大隊隷下にあった中隊が新編された第42即応機動連隊の高射部隊として合流。

またそれに先立つ2017年2月には、最新の防空システムである11式短距離地対空誘導弾が導入されるなど、防空能力の近代化と戦力の再編が進められている。

なお11式短距離地対空誘導弾は、別名が基地防空用地対空誘導弾。

2018年12月当時での情報だが、配備されているのは、高射教導隊を除けば沖縄の第15高射特科連隊と、この山﨑が率いる第8高射特科大隊のみだ。

最新式の基地防空システムが配備されるということはすなわち、それだけ切迫した防空能力の強化が課題であるということだが、それもそのはずであり、第8高射特科大隊の防衛担当区域は九州南部である。

日本一の離島数を抱える鹿児島県を中心に、非常に防衛が難しく、また有事の際には地対艦ミサイル部隊による反撃の拠点になる可能性があるなど、防空能力が国防に直結する非常に重要な地域となっている。

また西部方面隊にある補給処は佐賀(九州補給処)であることなど、第8師団の防備が手薄になると、南西方面の軍事バランスが一気に崩れることになることも忘れてはならない。

地対艦ミサイル部隊は、繰り返し当ブログで記述しているように「第一列島線」を埋めてしまい、中国人民解放軍の自由度を相当程度、制限する役割を果たす。

そしてその役割を補完する「盾」となるのが、この高射特科部隊だ。

いわば、国防の切り札である「矛」と対をなす部隊ということである。

山﨑に掛けられている自衛隊内外の期待は、非常に大きい。

では、そんな最前線を任されることになった山﨑とは、どんなキャリアを歩んできた幹部なのか。

少し詳細に、その経歴を見ていきたい。

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