【イベント】水陸機動団創設・相浦駐屯地設立記念行事2018

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自衛隊ファンには待ちに待ったイベントであり、お披露目の記念行事だ。

2018年3月(平成30年3月)に実施された陸自大改革で生まれた、西部方面普通科連隊を母体とする水陸機動団。

その初めてとなる、記念すべき第1回の創設記念行事である。

Webサイトが見当たらなかったために見落としていたが、読者の方から大変ありがたいご連絡を頂けたので、早速イベントページを更新したい。

この記念すべきイベントを見落としていたら、本当に残念に思っていただろう。

「名前」様、本当にありがとうございました。

 

さて早速だが、気になるイベントの日時とタイムスケジュールである。

まだ公式Webサイトも、団発足から間がなく、作り込みの最中なためかも知れないが、正直イベント内容に関する告知はごく僅かだ。

その中でも、いろいろなところから情報をかき集めて、イベント内容をご案内したい。

 

開催日:平成30年4月28日(土)

開門:9:00~15:00

開催場所:陸上自衛隊相浦駐屯地

 

残念ながら、イベント内容は公開されているものの、タイムスケジュールは明らかになっていない。

公式サイトで確認できるイベント内容は以下の通りだ。

・記念式典
・観閲行進
・戦闘訓練展示
・戦装備品展示
・試乗コーナー
・ちびっこコーナー
・藤棚開放 等々

 

これら行事の時間は明らかではないものの、4月22日実施の第8師団記念行事のタイムスケジュールと大きくは変わらないだろう。

そして第8師団のイベントスケジュールは、以下の通りである。

 

10:00~10:40 観閲式典(記念式典)

11:00~11:25 観閲行進

11:30~12:00 訓練展示(戦闘訓練展示)

12:30~15:00 ヘリ展示

13:00~15:00 装備品試乗

※この時間割は、4月22日に実施の第8師団記念行事のもの。

※( )は、水陸機動団でのイベント名称

 

なお、おそらく

・戦装備品展示
・ちびっこコーナー
・藤棚開放 等々

については、開門から閉門間際まで実施されると思われる。

また、団編成クラスのイベントなので、模擬店も設置され営内売店もおそらく開放されることになるのではないだろうか。

このあたりは最初のイベントでもあり、公式発表に含まれていないので断言はできないが、おそらく期待しても間違いはなさそうだ。

(もし中の人がご覧になっているようであれば、ぜひ模擬店の有無だけでも教えてくださいませ・・・)

 

ところで、自衛隊イベントに詳しい人であれば既にお気づきかもしれないが、この水陸機動団の公式サイトに見られる告知のポスターには、これまでの自衛隊イベントでは余り見ることが無かった単語が並んでいる。

「戦闘訓練展示」や「戦装備品展示」といった行事の名称だ。

これはおそらく、水陸機動団が真に戦える組織を目指して創設されたものであることから、訓練ではなく戦闘の訓練を展示すること。

装備品ではなく、戦うための装備を展示するものであること。

そのようなことを企図して、このような名称にしたのではないだろうか。

装備品の試乗も、公式発表がないので明らかではないが、何に乗せてもらえるのか非常に楽しみである。

もし水陸両用車(AAV7)に試乗させてもらえるようであれば大騒ぎになるはずだ。

近隣の人には、ぜひ足を運んでこの記念すべきイベントを楽しんで欲しい。

 

なお、水陸機動団の初代団長にして、記念すべき第1回イベントの観閲官を務めるのは、32期の熱血男、青木伸一(第32期)・陸将補である。

熱い心にクールな頭脳で冷静・的確な状況判断を下す、32期でもっとも「殴り込み」に通じている男だ。

2009年12月には、荒谷卓氏が創設した我が国の切り札・特殊作戦群の第3代群長を務め、その後職では中央即応集団幕僚副長を務めるなど、軽武装・高機動の部隊を率い敵性勢力に奇襲を仕掛け、戦局を一気にひっくり返す飛車角のような男である。

イベント当日はぜひ、この青木のスピーチや立ち居振る舞いにも注目し、観閲行進を楽しんで欲しい。

 

なお会場となる相浦駐屯地だが、一般向けの駐車場は一切ないので、公共の交通機関を利用して出掛けるようにしよう。

間違っても、会場周辺への路上駐車などは絶対にしないで欲しい。

心無い一部の人の振る舞いで周辺住民の方に迷惑がかかれば、記念イベントの開催そのものが危ぶまれることにもなりかねないので、ルールを厳守して足を運んでもらえれば幸いだ。

 

また最寄り駅だが、相浦駐屯地は長崎の西端、海に面した外れにあるため、駅から徒歩で行くのは困難だ。

イベント当日は、松浦鉄道上相浦駅と、松浦鉄道・JR佐世保駅から無料シャトルバスが運行されるので、そちらを利用するとよいだろう。

なお発着場は、上相浦駅が佐世保西郵便局側方で、9:00から10:00まで20分毎の運行。
帰りは、相浦駐屯地発14:00から15:00までで、同様に20分毎に4本ずつの運行だ。

同様に佐世保駅の発着場は佐世保駅南口エスプラザ横で、こちらは大型バス2台によるシャトル運行である。
行きは8:30から10:00まで30分毎、合計4本の運行。
帰りは、相浦駐屯地発14:00から15:00までで、同様に30分毎、合計3本の運行だ。

当日は積極的にこちらの無料バスを利用するようにして欲しい。

 

なお、言うまでもないことだが、自衛隊はどれほど国民に広く開かれた組織であるとはいえ、その本質は軍事組織だ。

そのため、入場に際しては危険物の持ち込みなどが厳しく制限されており、また泥酔している来場者は入場を拒否されるなど、一定のルールがある。

また場内での粗暴な行為や政治的活動ももちろん厳禁であり、冗談であってもこのようなこと、その類似行為はご法度だ。

というよりも、冗談でもそういった行為を行えば本当にシャレにならないので、お互いにルールを守って気持ちよく記念式典を楽しめるようにしよう。

 

我が国の平和と安全を守る切り札であり、有事の際には最前線で殴り込みを行う「日本版海兵隊」・水陸機動団の、記念すべき第1回記念イベントである。

当日は是非、近隣の人も遠方の人も、長崎の相浦駐屯地に足を運んでみてはどうだろうか。

 

【イベントデータ】

名称:水陸機動団創設記念行事 

開催場所:陸上自衛隊相浦駐屯地 

所在地:長崎県佐世保市大潟町678 

開催日:本文参照        

開催時間:本文参照       

問合せ先:0956-47-2166(団広報班)

料金:無料           

駐車場:本文参照        

Web:水陸機動団公式イベントサイト 

 

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【注記】

このページに使用している画像の一部及び主要経歴は、防衛省のルールに従い、防衛省のHPから引用。

※画像はそれぞれ、軽量化やサイズ調整などを目的に加工して用いているものがある。

【引用元】

防衛省陸上自衛隊 水陸機動団公式Webサイト(イベントチラシ)

http://www.mod.go.jp/gsdf/gcc/ardb/event/link4.html

※団長の画像引用元はリンク先ページに記載。

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