歩兵第37連隊の伝統と楠木正成を象徴する菊水紋を継承する、第37普通科連隊。
その37普連を基幹とする大阪府和泉市に所在する信太山駐屯地で、平成30年度(2018年度)も、創立61周年記念行事が開催される。
大阪府民に昔から愛される駐屯地であり、地元が楽しみにしている自衛隊イベントの一つだ。
さて、気になるそのイベントの日時とタイムスケジュールだが、以下の通りになっている。
開催日:平成30年4月22日(日)
開門:9:00~15:30
開催場所:陸上自衛隊信太山駐屯地
なお、記念行事の開催に先立ち、前日には以下の要項で市中観閲行進も予定されているのでぜひ、こちらの方にも足を運んで欲しい。
開催日:平成30年4月21日(土)
時間:10:00~10:30
開催場所:和泉市池上曽根遺跡
池上曽根遺跡はJR信太山駅から北西に500mほど、国道26号線沿いにある遺跡だ。
当日は混雑が予想されるので、JRで出掛けたほうが良いだろう。
また、記念イベント当日のタイムスケジュールについて、2018年度の公式発表は無いが、参考までに2017年度のスケジュールを記載したい。
おそらく、例年大きな違いはないので今年もこのような要領で開催されるはずだ。
9:00 開門
9:50~11:10 観閲式、観閲行進
11:10~11:20 らっぱドリル
11:20~11:30 信太菊水太鼓演奏
11:30~12:30 模擬戦闘訓練展示
12:30~15:00 装備品展示
12:30~15:00 装備品体験搭乗
13:00~14:15 音楽演奏
なお、これ以外に開門から閉門まで実施されているイベントに、以下のものがある。
9:00~15:00
広報展示
修史館開放
模擬売店
また駐車場についてだが、一般向けの駐車場は一切なく、駐屯地内に乗用車の乗り入れはできないので注意して欲しい。
また、駐屯地付近での路上駐車は近隣住民の迷惑になり、ひいては記念行事開催に対する理解を失うことにもなりかねないので、厳禁だ。
例年、JR信太山駅から駐屯地まではシャトルバスが運行されているので、必ず公共の交通機関を利用して足を運ぶようにしよう。
なお、JR信太山駅から信太山駐屯地までは1.5kmほどであり、健脚であれば徒歩でも15分程度でたどり着くことができる。
暖かい春の日に、散歩がてら知らない街を歩いてみるのも一興だろう。
なお、2018年4月現在で信太山駐屯地と第37普通科連隊を預かるのは、連隊長の伊藤優一郎(右)である。
2018年3月に着任したばかりの新任隊長であり、今回の記念行事は伊藤のお披露目を兼ねたイベントにもなるので、当日は是非、この新しい指揮官のスピーチや立ち居振る舞いにも要注目だ。
ちなみに画像左も2017年12月に着任したばかりの、第37普通科連隊の上級組織である第3師団の師団長・田中重伸(第30期)。
近畿地方を護る、政経中枢師団のトップとその基幹連隊の連隊長が共に新任であり、そういった意味でも節目のイベントとして、当日は楽しんで欲しい。
なお言うまでもないことだが、自衛隊はどれほど国民に広く開かれた組織であるとはいえ、その本質は軍事組織だ。
そのため、入場に際しては危険物の持ち込みなどが厳しく制限されており、また泥酔している来場者は入場を拒否されるなど、一定のルールがある。
また場内での粗暴な行為や政治的活動ももちろん厳禁であり、冗談であってもこのようなこと、その類似行為はご法度だ。
というよりも、冗談でもそういった行為を行えば本当にシャレにならないので、お互いにルールを守って気持ちよく記念式典を楽しめるようにしよう。
暖かな春の日の楽しい一日になるだろう。
4月22日は是非、信太山駐屯地に足を運んでみてはどうだろうか。
【イベントデータ】
名称:信太山駐屯地創立記念行事
開催場所:陸上自衛隊信太山駐屯地
所在地:大阪府和泉市伯太町官有地
開催日:本文参照
開催時間:本文参照
問合せ先:0725-41-0090(駐屯地広報室)
料金:無料
駐車場:本文参照
Web:信太山駐屯地公式Webサイト
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【注記】
このページに使用している画像の一部及び主要経歴は、防衛省のルールに従い、防衛省のHPから引用。
※画像はそれぞれ、軽量化やサイズ調整などを目的に加工して用いているものがある。
【引用元】
防衛省陸上自衛隊 信太山駐屯地公式Webサイト(イベントチラシ)
http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/3d/shinodayama/
※師団長の画像引用元はリンク先ページに記載。
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