門間政仁(もんま・まさひと)|第36期・航空自衛隊

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門間政仁は昭和44年8月生まれ、宮城県出身の航空自衛官。

防衛大学校第36期の卒業で幹候82期、職種は飛行でF-15戦闘機のパイロットであり、いわゆるイーグルドライバーだ。

 

平成30年3月(2018年3月) 第6航空団司令・空将補

前職は統合幕僚監部運用部運用第1課長であった。

 


(画像提供:航空自衛隊小松基地公式Webサイト

2018年6月現在、第6航空団司令を務める門間だ。

第6航空団は日本海に面する唯一の戦闘航空団であり、広く北陸~中国地方までをその警戒担当空域に治める。

2014年9月に開催された小松基地航空祭では、お祭りの最中にF-15戦闘機がホットスクランブルで急遽、空に上るというハプニングもあるなど、国境警備の最前線として24時間365日、厳戒態勢を維持する。

なお、2017年9月の航空祭は台風で中止になってしまったので、2018年9月に予定されてる小松基地航空祭は、例年以上に相当な人出になるだろう。お出かけを考えている人は覚悟してほしい。

 

そのような第6航空団を率いる門間。

自らもF-15戦闘機に搭乗し、若年よりスクランブルで空に上がり続けた航空自衛隊のエリートパイロットだ。

そして門間率いる第6航空団は、2018年6月に米国で開催の、米空軍最大規模を誇る軍事演習「レッドフラッグ・アラスカ」に参加。

同演習に小松基地のF-15戦闘機が参加するのは5年ぶりであり、我が国を代表するパイロットとして、その技量や運用能力がどの程度であるのか。

10機のF-15戦闘機を通して、良くも悪くも「見透かされる」役割を担う、非常に重い責任を担った。

なお、演習はこの記事をポストしているまさに6月8日から23日までの2週間にわたって開催される。

前任者である亀岡弘(第35期)から引き継いだこの第6航空団を、更に鍛え上げ米国空軍と伍して余りある力を発揮してくれるのか。

後日防衛省からリリースされるであろうその公式レポートを、楽しみに待ちたい。

 

では次に、その門間の詳しいキャリアと、36期組の動向について見てみたい。

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