山形県に所在する、大規模駐屯地である神町駐屯地。
我が国で6番目の大きさを誇り、第6師団司令部や第20普通科連隊など、東北の基幹部隊が任務に励む山形県東根市神町南のこの駐屯地で、平成30年度も記念行事が開催されるので、ご案内したい。
まずは、気になる日時などの開催要項だが、以下の通りになっている。
開催日:2018年4月15日(日)
開門:8:00~15:00
開催場所:陸上自衛隊神町駐屯地
また気になるイベントスケジュールだが、こちらも以下の通りだ。
8:00~ 開門
9:45~10:00 観閲部隊入場
10:00~10:40 観閲行進
10:40~11:10 空挺降下
11:20~11:30 オートバイドリル
11:30~12:00 戦闘訓練展示
12:10~14:45 実演装備品展示及び主要装備品展示
ここまで、中央営庭において開催
なおこれ以外にも楽しいイベントが様々開催されるが、その内容と時間は以下のようになっている。
12:00~14:30 音楽演奏等(於:体育館内)
8:00~10:00 第1回軽装甲機動車体験搭乗(於:東門付近)
12:10~14:45 第2回軽装甲機動車体験搭乗(於:東門付近)
12:10~14:45 戦車・装輪装甲車の体験搭乗(於:体育館南側)
【※】
戦車体験搭乗整理券はプール南側に設置の配布所で、8:00から先着順1350名に配布予定。
これ以外に、開門から閉門間際(8:00~14:45)まで開催されるイベントも用意されており、以下の通りだ。
装備品展示(2号隊舎前)
写真パネル展(体育館)
わくわくキッズ(体育館西側)
野外売店(厚生センター西側)
厚生センター売店(厚生センター)
なお、先述の通り神町駐屯地は我が国で6番目の規模を誇り、予め各種イベント会場を抑えておかないと道に迷う事になる。
場内見取り図は以下の通りになっているので、特に戦車の体験搭乗券などお目当ての物がある場合には、十分に確認の上で出掛けるようにしよう。
また駐車場だが、神町駐屯地の創立記念行事では、数に限りはあるものの、一般向け駐車場も用意されている。
車で来場する際には、正門もしくは東門が開放されているが、正門は混雑が予想されるので、東門から入場することが奨励されており、可能であればそちらに廻ってもらえれば幸いだ。
公共交通機関で来場する場合は、さくらんぼ東根駅と天童駅から無料のシャトルバスが運行されるので、混雑防止のためにも積極的に利用して欲しい。
その他、徒歩での来場に限り北門からも入場できるので、ご近所でこちらが最寄りの場合、北門を利用すると良いだろう。
なお、第6師団師団長にして観閲行進の観閲官を務めるのは、航空科出身の陸将・清田安志(第29期)。
41歳で1等陸佐であった頃には、イラク復興業務支援隊の第一陣隊長としてイラクに乗り込んだこともある、29期のエースだ。
なおこの際清田は、中東の文化を尊重し、端正な顔立ちに余り似合わない口ひげをはやして現地に赴いたのだが、その際の記者会見が報じられるとネットがざわつくことになる。
すなわち、某有名掲示板上の、男性を愛する男性たちが集まる板で、
「あのかわいい自衛官は誰だ?」
と話題になり、ついには清田の追い掛けまで始まり、非公式ファンクラブまでが結成される騒ぎになってしまった。
卓越したキャリアと、露出の多い補職が多かったために思わぬ騒ぎになってしまったというところだが、イベント当日は、そんな清田が話すスマートなスピーチにも注目してもらえれば幸いだ。
ちなみに清田本人は、「どんなミリメシよりも妻の手料理の方が美味しい」と、人前で公言するほどの愛妻家である。
また観閲部隊を指揮するのは、第6師団副師団長の鳥海誠司(第34期)。
観閲行進の際に指揮を執る、神町駐屯地司令を務める34期のエースだ。
鳥海が第6師団副師団長に着任したのは2016年6月であり、間違いなく今回が最後の観閲部隊指揮官になるだろう。
ぜひ当日は、鳥海の指揮統率ぶりにも注目してもらえれば幸いだ。
2018年は、4月15日辺りがちょうど、桜前線が山形県に到着する予定になっている。
おそらく、美しい桜がイベントに華を添える、暖かい春の日になるのではないだろうか。
時間が許すようであれば、一人でも多くの人に神町駐屯地まで足を運んで貰えれば幸いだ。
【イベントデータ】
名称:神町駐屯地創立記念行事
開催場所:陸上自衛隊神町駐屯地
所在地:山形県東根市神町南3丁目1-1
開催日:本文参照
開催時間:本文参照
問合せ先:0237-48-1151(師団広報室)
料金:無料
駐車場:本文参照
Web:第6師団公式イベントサイト
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【注記】
このページに使用している画像の一部及び主要経歴は、防衛省のルールに従い、防衛省のHPから引用。
※画像はそれぞれ、軽量化やサイズ調整などを目的に加工して用いているものがある。
【引用元】
防衛省陸上自衛隊 第6師団公式Webサイト(イベントチラシ)
http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/event/h30_fes.html
※清田師団長、鳥海副師団長の画像引用元は、それぞれリンク先ページに記載。
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