竹内哲也(たけうち・てつや)|第37期・富士学校特科部長

竹内哲也(たけうち・てつや)は昭和46年3月生まれ、鹿児島県出身の陸上自衛官。

防衛大学校第37期の卒業で幹候74期、出身職種は野戦特科だ。

平成31年4月(2019年4月) 陸上自衛隊富士学校特科部長兼ねて諸職種協同センター副センター長・陸将補

前職は第11旅団副旅団長兼ねて真駒内駐屯地司令であった。

なお、真駒内駐屯地司令であった時の指導方針は以下の通り。

【要望事項】
「心・技・体の鍛錬」
「規律」
「融和団結」

(画像提供:陸上自衛隊第11旅団公式Webサイト

2019年6月現在、陸上自衛隊富士学校特科部長兼ねて諸職種協同センター副センター長を務める竹内だ。

2018年3月から本格的に始まった陸自大改革を受けて、その役割を大幅に広げ、非常に大きな存在感を持つようになった富士学校で特科部の指揮を執る。

2018年3月から始まった陸自大改革の要諦は、戦力の集中と機動力の向上にある。

野戦特科の部隊では整理・統合が進み、大火力の野砲については方面隊直轄の部隊として一元化。

また機甲科についても主力戦車を順次機動戦闘車に置き換え、装輪装甲車に主力戦車並みの主砲を積んで、時速100kmでの機動を図る。

またこの際、野戦特科にあった隊員は、その一部が新編された即応機動連隊に異動となり、迫撃砲などに換装して被輸送性を高め、全国のあらゆる有事に即応できる体制を整えた。

これら体制から見える我が国の戦略は、あらゆる有事をその初期段階で制し、速やかに侵略者の企図を挫くことにある。

そのために、火力を抑えながら輸送性も機動力も高めた即応機動連隊を発足させているわけだが、この即応機動連隊は、主として普通科、野戦特科、機甲科、それに高射特科の戦力から構成されている。

つまり諸職種混成部隊というわけだが、この我が国が立ち上げたばかりの史上初の試み。

当然、本格的な運用に耐え、戦力としてさらに磨き上げていくためにはまだまだ課題が山積だ。

そしてその新しい試みに魂を吹き込み、運用や戦術、編成や展開などを研究し、また訓練を行っていくのが、竹内が副センター長を務める富士学校の諸職種協同センターである。

言い換えれば、我が国の戦術はここから生まれ、ここで新しいドクトリンとなって、戦力として精強さを増していくことになるだろう。

2019年現在の富士学校とはそこまで重い責任を担う存在となったわけだが、それゆえに、その学校長ポストには、次期陸上幕僚長の有力候補である髙田祐一(第30期)が着任した。

竹内はそのような組織の中で、「これからの時代の、野戦特科の在り方と戦い方」に責任を持つ陸将補という位置づけだ。

そして諸職種協同センター副センター長として、他の戦闘職種協力しより精強や陸上自衛隊の再編にも、取り組んでいる。

2019年4月に陸将補に昇任したばかりだが、その最初のポストとしてとても大きな任務を任されることになった。

ぜひ今、もっとも注目をして欲しい最高幹部の一人である。

では、そんな重い責任を任された竹内とはこれまで、どのようなキャリアを歩んできた幹部なのだろうか。

少し詳細に、その経歴を見ていきたい。

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