平成30年度も、陸上自衛隊駐屯地祭りの時期がやってきた。
早い駐屯地では4月の第2週、4月8日の日曜日から開設・創立イベントが始まるが、その先陣をきって陸上自衛隊宇都宮駐屯地では、創立68周年記念行事が行われる。
まだ桜がしっかりと残る季節に、文字通り絵になるお祭りになるだろう。
開催日時は平成30年4月8日の日曜日。
時間は午前8:00から午後3:00までで、イベントの内容は概ね例年と同じ内容になる見込みだ。
なお、気になるタイムスケジュールは以下のようになっている。
8:00 開門
10:00~10:50 記念式典
11:00~11:15 観閲行進
11:15~12:00 模擬戦闘
13:00~14:00 格闘演武・重機ドリルなど
15:00 閉門
なおこれとは別に、以下のイベントも並行して実施される。
防災コーナー 8:00~14:30
子供広場 8:00~14:30
高機動車試乗 12:00~14:00(※先着順)
模擬売店 8:00~14:00
装備品展示 8:00~14:30
野点(茶道) 10:00~14:00
なお、それぞれのイベントの会場は、下記のマップを参考にして効率よく動いて欲しい。
宇都宮駐屯地には、 FH-70(155mmりゅう弾砲)を主力とする野戦特科部隊である第12特科隊や、2018年3月で解散が決まっている中央即応集団隷下の主力・中央即応連隊も所在する、北関東を代表する駐屯地になっている。
そのためイベントでは、FH-70がど迫力の空砲射撃を魅せてくれる他、他の駐屯地ではなかなか見ることができない、中央即応連隊の装備品展示なども期待できるだろう。
なお中央即応連隊は、中央即応集団解散後も引き続き、2018年3月に新編される陸上総隊隷下の主力部隊として活躍することになっているので、安心して欲しい。
そして、これら精鋭集団である宇都宮駐屯地を率いるのが、小田島邦弘(第37期相当)・1等陸佐。
昭和46年3月13日生まれで、47歳になったばかり(2018年3月現在)の若き高級幹部であり、そのスピーチや立ち居振る舞いにも要注目だ。
野戦特科の現場指揮が豊富な1等陸佐であり、今後の動向にもぜひ注目して欲しい幹部である。
なお、会場内には一般来場者用の駐車場はない。
最寄り駅はJR雀宮駅で、駅から歩けば徒歩25分ほどかかってしまうが、宇都宮駐屯地との間で無料のシャトルバスが運行されるので、必ず公共交通機関を利用して出掛けるようにしよう。
暖かい春先の日曜日。
自衛隊に興味がある人もない人も是非、駐屯地のイベントには足を運んで欲しい。
きっとこれまで経験したことのない、楽しい春の休日になるだろう。
【イベントデータ】
名称:宇都宮駐屯地創立68周年記念行事
開催場所:陸上自衛隊宇都宮駐屯地
所在地:栃木県宇都宮市茂原1-5-45
開催日:本文参照
開催時間:本文参照
問合せ先:028-653-1551(駐屯地広報室)
料金:無料
駐車場:無し
Web:宇都宮駐屯地公式サイト
【注記】
このページに使用している画像の一部及び主要経歴は、防衛省のルールに従い、防衛省のHPから引用。
※画像はそれぞれ、軽量化やサイズ調整などを目的に加工して用いているものがある。
【引用元】
防衛省陸上自衛隊 宇都宮駐屯地公式Webサイト(イベントチラシ)
http://www.mod.go.jp/gsdf/utunomiya/utsunomiyahp/index.html
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