2017年12月、海上自衛隊・海将の人事異動が防衛省から発令された。
海上自衛隊では、佐世保地方総監の佐藤誠(第26期)が退役し、その後任には28期のエース、菊地聡(第28期)が着任した。
かねてより、28期組は山村浩(第28期)・海上幕僚副長が将来の海上幕僚長有力候補とご紹介してきたが、今回の異動で、菊地が大きく山村に追いついたことになる。
また、菊地と山村の同期である東大出身の英才、佐伯精司(第28期相当)・潜水艦隊司令官の勇退が決まっている。
勇退が決まった将官各位には、心からの感謝を申し上げて、その第2の人生が幸多きものになることをお祈り申し上げます。
その他、海将に昇任となったものは5名。
いずれ劣らぬエリートばかりだが、中でも、「笑う門には福来る」の湯浅秀樹(第30期)・掃海隊司令の昇任と海上自衛隊幹部学校長着任が印象的だ。
湯浅の笑顔には本当に、福を呼び込む力があるのかもしれない。
なお、例によってアイキャッチ画像の美しい女性たちは、人事異動とは何の関係もない。
海上自衛隊大湊地方隊の公式ページに記載されているWAVEインタビュー特集のもので、掃海母艦うらが搭乗の若き曹士の皆さんである。
美しく、そして強く輝く女性自衛官のご紹介も併せて、防衛省のルールに従い借用させて頂いた。
その他、異動の詳細な内容は以下の通り。
海将に昇任させる
(統合幕僚監部総務部長)
海将補 髙島辰彦
(海上幕僚監部装備計画部長)
海将補 中尾剛久
(海上幕僚監部首席衛生官)
海将補 佐藤道哉
(掃海隊群司令)
海将補 湯浅秀樹
(海上自衛隊第3術科学校長)
海将補 大島孝二
潜水艦隊司令官を命ずる
(統合幕僚監部総務部長)
海将 髙島辰彦
佐世保地方総監を命ずる
(舞鶴地方総監)
海将 菊地聡
舞鶴地方総監を命ずる
(海上幕僚監部装備計画部長)
海将 中尾剛久
海上自衛隊幹部学校長を命ずる
(掃海隊群司令)
海将 湯浅秀樹
海上自衛隊補給本部長を命ずる
(海上自衛隊第3術科学校長)
海将 大島孝二
自衛隊中央病院副院長を命ずる兼ねて診療放射線技師養成所長を命ずる耳鼻咽喉科部長事務取扱を命ずる
(海上幕僚監部首席衛生官)
海将 佐藤道哉
情報本部長を命ずる
(海上自衛隊幹部学校長)
海将 大塚海夫
防衛装備庁長官官房装備官を命ずる
(海上自衛隊補給本部長)
海将 佐藤直人
退職を承認する
(潜水艦隊司令官)
海将 佐伯精司
(佐世保地方総監)
海将 佐藤誠
自衛隊中央病院副院長兼診療放射線技師養成所長
海将 柳田茂樹
(防衛装備庁長官官房装備官)
海将 舩木洋
(以上12月20日付)
防衛省発表資料
http://www.mod.go.jp/j/press/sankou/2017/12/20a.pdf
【注記】
このページに使用している画像の一部は、防衛省のルールに従い、防衛省のHPから引用。
※画像はそれぞれ、軽量化やサイズ調整などを目的に加工して用いているものがある。
自衛官各位の敬称略。
【引用元】
防衛省海上自衛隊 大湊地方隊公式Webサイト(WAVEインタビュー画像より)
http://www.mod.go.jp/msdf/oominato/kaiji_hour/collect/28_9_13.html
コメントを残す