1佐職人事|2017年12月・陸上自衛隊

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2017年12月、陸上自衛隊・1佐職の人事異動が防衛省から発令された。

 

定時の人事異動なので、1日付は総勢65名、19日付が25名、20日付が15名の異動規模だ。

やはり全体的に、2018年3月の陸自大改革を睨んだ、関連部署の異動が多い印象になっているが、特筆するほどの大きなサプライズはないようだ。

 

目立つものと言えば、2018年3月に廃止が決まっているCRF(中央即応集団)での異動があることだろうか。

第3普通科連隊長であった岡本宗典(第37期)が中央即応集団司令部報道官に転じているが、恐らくこのまま、新設される陸上総隊司令部での相当職に横滑りすることになるかもしれない。

 

なお、例によってアイキャッチ画像の美しい女性は人事異動とは何も関係ない。

平成29年度防衛白書 輝き活躍する女性隊員のページからルールに従い拝借したもので、普通科教導連隊重迫撃砲中隊の3等陸曹、神長 カオリ(TRWUリーダー)である。

世の男性諸君、いま自衛隊に入ると、こんなにきれいな女性上官が厳しく育ててくれるので、ぜひ入隊を考えよう!

 

その他、異動の詳細な内容は以下の通り。

 

 

陸上幕僚監部監理部総務課監理班長を命ずる
(北部方面総監部人事部厚生課長)
2等陸佐 廣岡睦

 

陸上幕僚監部人事教育部人事教育計画課服務室長を命ずる
(第4施設群長)
1等陸佐 吉春隆史

 

陸上幕僚監部人事教育部募集・援護課長を命ずる
(第15高射特科連隊長兼八重瀬分屯地司令)
1等陸佐 久保勝裕

 

陸上幕僚監部運用支援・訓練部運用支援課陸上連絡官を命ずる
(陸上自衛隊研究本部)
2等陸佐 佐藤教人

 

陸上幕僚監部防衛部防衛協力課長を命ずる
(第5地対艦ミサイル連隊長)
1等陸佐 宮﨑章

 

北部方面総監部人事部厚生課長を命ずる
(東部方面総監部総務部)
2等陸佐 住永忠士

 

北部方面航空隊長を命ずる兼ねて丘珠駐屯地司令を命ずる
(東部方面総監部人事部長)
1等陸佐 廣瀬敏彦

 

東北方面総監部人事部長を命ずる
(北部方面航空隊長兼丘珠駐屯地司令)
1等陸佐 安井寛

 

東部方面総監部人事部長を命ずる
陸上幕僚監部人事教育部人事教育計画課服務室長
1等陸佐 濵崎芳夫

 

中央即応集団司令部医務官を命ずる兼ねて自衛隊中央病院小児科勤務を命ずる
(自衛隊中央病院メンタルリハビリテーション科部長兼小児科兼中央即応集団司令部)
1等陸佐 大川貴司

 

第15高射特科連隊長を命ずる兼ねて八重瀬分屯地司令を命ずる
(陸上幕僚監部監理部総務課監理班長)
1等陸佐 島守英次

 

第5地対艦ミサイル連隊長を命ずる
(陸上幕僚監部運用支援・訓練部運用支援課陸上連絡官)
1等陸佐 古川幹雄

 

第4施設群長を命ずる
(陸上自衛隊研究本部研究員)
1等陸佐 尼子将之

 

自衛隊中央病院医療安全評価官を命ずる兼ねて第1精神科勤務を命ずる
(中央即応集団司令部医務官兼自衛隊中央病院第1精神科)
1等陸佐 宮﨑誠樹

 

兼ねて自衛隊中央病院メンタルリハビリテーション科部長を命ずる
(自衛隊中央病院麻酔科部長)
1等陸佐 有村信也

 

(以上12月20日付)

防衛省発表資料

http://www.mod.go.jp/j/press/sankou/2017/12/20c.pdf

 

 

統合幕僚学校国際平和協力センター長を命ずる
(陸上幕僚監部運用支援・訓練部付)
1等陸佐 須田道夫

 

陸上幕僚監部人事教育部補任課人事第2班長を命ずる
(陸上自衛隊化学学校主任教官)
1等陸佐 吉澤隆夫

 

陸上幕僚監部運用支援・訓練部訓練課訓練・演習班長を命ずる
(陸上幕僚監部運用支援・訓練部訓練課)
1等陸佐 後藤仁志

 

陸上幕僚監部装備計画部航空機課航空安全班長を命ずる
(中部方面ヘリコプター隊長)
1等陸佐 田代裕久

 

陸上幕僚監部副法務官を命ずる
(陸上自衛隊研究本部研究員)
1等陸佐 木ノ下憲一郎

 

北部方面総監部法務官を命ずる
(陸上幕僚監部副法務官)
1等陸佐 田中淳

 

中部方面ヘリコプター隊長を命ずる
(陸上自衛隊航空学校霞ヶ浦校総務課長)
2等陸佐 櫛引敏幸

 

第3師団司令部監察官を命ずる
(陸上自衛隊航空学校研究部長)
1等陸佐 岸田佳明

 

第12旅団副旅団長を命ずる兼ねて相馬原駐屯地司令を命ずる
(陸上自衛隊幹部学校主任教官)
1等陸佐 澤﨑伸二

 

中央即応集団司令部総務課長を命ずる
(中央即応集団司令部報道官)
1等陸佐 村谷法和

 

中央即応集団司令部報道官を命ずる
(第3普通科連隊長兼名寄駐屯地司令)
1等陸佐 岡本宗典

 

中央即応集団司令部法務官を命ずる
(北部方面総監部法務官)
1等陸佐 野崎英二

 

中央即応集団司令部付を命ずる
(陸上幕僚監部運用支援・訓練部訓練課訓練・演習班長)
1等陸佐 深水秀任

 

第3普通科連隊長を命ずる兼ねて名寄駐屯地司令を命ずる
(陸上自衛隊研究本部研究員)
1等陸佐 武本康博

 

 

陸上自衛隊中央業務支援隊付を命ずる
(第3師団司令部監察官)
1等陸佐 藤井伸橘

(情報本部)
1等陸佐 加藤知之

 

 

装備実験隊第1実験科長を命ずる
(開発実験団本部)
2等陸佐 原田和伸

 

陸上自衛隊会計監査隊長を命ずる
(第12旅団副旅団長兼相馬原駐屯地司令)
1等陸佐 藤原修

 

 

陸上自衛隊幹部学校学校教官を命ずる
(陸上幕僚監部人事教育部補任課人事第2班長)
1等陸佐 田中裕宣

(中央即応集団司令部法務官)
1等陸佐 中津敏文

 

 

陸上自衛隊富士学校主任教官を命ずる
(陸上自衛隊研究本部研究員)
1等陸佐 相馬佳輝

 

陸上自衛隊航空学校研究部長を命ずる
(陸上幕僚監部装備計画部航空機課航空安全班長)
1等陸佐 髙岡良一

 

陸上自衛隊航空学校霞ヶ浦校総務課長を命ずる
(福島駐屯地業務隊長)
2等陸佐 藤嶋一郎

 

陸上自衛隊研究本部研究員を命ずる
(陸上自衛隊東北補給処補給部長)
1等陸佐 和田雄大

 

陸上自衛隊東北補給処補給部長を命ずる
(装備実験隊第1実験科長)
2等陸佐 三浦恵久

 

(以上12月19日付)

防衛省発表資料

http://www.mod.go.jp/j/press/sankou/2017/12/19a.pdf

 

 

防衛大学校教授を命ずる
(陸上自衛隊研究本部主任研究開発官)
1等陸佐 中村賀津雄

 

統合幕僚監部首席後方補給官付後方補給官を命ずる
(陸上幕僚監部装備計画部装備計画課輸送室長)
1等陸佐 黒田耕太郎

 

陸上幕僚監部装備計画部装備計画課輸送室長を命ずる
(東部方面後方支援隊東部方面輸送隊長)
1等陸佐 大場昭彦

 

東北方面総監部付を命ずる
(仙台駐屯地業務隊長)
1等陸佐 齊藤豊文

 

仙台駐屯地業務隊長を命ずる
(第6普通科連隊長兼美幌駐屯地司令)
1等陸佐 川村恭也

 

東部方面総監部総務部地域連絡調整課長を命ずる
(東部方面総監部防衛部)
2等陸佐 長岡睦

 

東部方面総監部装備部装備課長を命ずる
(防衛装備庁調達事業部電子音響調達官付)
2等陸佐 飯田努

 

東部方面総監部付を命ずる
(第5施設団副団長)
1等陸佐 奥田浩一

 

東部方面ヘリコプター隊長を命ずる
(陸上自衛隊航空学校)
2等陸佐 樋口康伸

 

東部方面後方支援隊東部方面輸送隊長を命ずる
(陸上自衛隊輸送学校教育部長)
1等陸佐 冨田浩司

 

滝ヶ原駐屯地業務隊長を命ずる
(中部方面総監部防衛部防衛課陸上連絡官)
1等陸佐 川上陽

 

中部方面総監部人事部援護業務課長を命ずる
(中部方面総監部人事部)
2等陸佐 室谷邦美

 

中部方面総監部防衛部防衛課陸上連絡官を命ずる
(第3師団司令部第2部長)
2等陸佐 服部樹彦

 

中部方面総監部付を命ずる
(国際活動教育隊長兼駒門駐屯地司令)
1等陸佐 野村昌二

 

守山駐屯地業務隊長を命ずる
(自衛隊香川地方協力本部長)
1等陸佐 酒瀬川友博

 

海田市駐屯地業務隊長を命ずる
(東北方面特科隊副隊長)
1等陸佐 清水和人

 

西部方面総監部付を命ずる
(近畿中部防衛局防衛補佐官)
1等陸佐 西田康浩

 

西部方面航空隊副隊長を命ずる
(陸上自衛隊航空学校企画室長)
1等陸佐 岩崎由樹

 

健軍駐屯地業務隊長を命ずる
(陸上自衛隊幹部候補生学校学生隊長)
1等陸佐 堤秀一

 

第15旅団司令部幕僚長を命ずる
(陸上自衛隊研究本部主任研究開発官)
1等陸佐 井川賢一

 

第5施設団副団長を命ずる
(陸上自衛隊研究本部主任研究開発官)
1等陸佐 末廣和祥

 

通信団本部付を命ずる
(中央野外通信群長)
1等陸佐 小林巧

 

富士教導団本部付を命ずる
(戦車教導隊長)
1等陸佐 河本俊哉

 

第6普通科連隊長を命ずる兼ねて美幌駐屯地司令を命ずる
(中部方面総監部人事部援護業務課長)
1等陸佐 降籏慎生

 

東北方面特科隊副隊長を命ずる
(統合幕僚学校国際平和協力センター長)
1等陸佐 関口景

 

第13後方支援隊長を命ずる
(東部方面総監部装備部装備課長)
1等陸佐 池田幸博

 

普通科教導連隊長を命ずる兼ねて滝ヶ原駐屯地司令を命ずる
(陸上自衛隊幹部学校学校教官)
1等陸佐 中嶋豊

 

中央野外通信群長を命ずる
(第13後方支援隊長)
1等陸佐 堤浩一郎

 

警務隊本部企画訓練科長を命ずる
(中央即応集団司令部情報部副部長)
2等陸佐 佐藤雅之

 

陸上自衛隊中央業務支援隊副隊長を命ずる
(海田市駐屯地業務隊長)
1等陸佐 古賀安彦

 

戦車教導隊長を命ずる
(陸上自衛隊富士学校主任教官)
1等陸佐 内田明秀

 

国際活動教育隊長を命ずる兼ねて駒門駐屯地司令を命ずる
(陸上自衛隊研究本部研究員)
1等陸佐 佐藤和之

 

装備実験隊副隊長を命ずる
(陸上自衛隊研究本部主任研究開発官)
1等陸佐 川嶋幾夫

 

陸上自衛隊会計監査隊中部方面分遣隊長を命ずる
(陸上自衛隊関西補給処桂支処整備部長)
1等陸佐 藤原宝

 

陸上自衛隊中央輸送業務隊長を命ずる兼ねて横浜駐屯地司令を命ずる
(統合幕僚監部首席後方補給官付後方補給官)
1等陸佐 岡田俊和

 

陸上自衛隊幹部学校主任教官を命ずる
(陸上自衛隊研究本部総合研究部第2研究課長)
1等陸佐 中西信人

 

 

陸上自衛隊幹部学校学校教官を命ずる
(陸上自衛隊九州補給処装備計画部計画課長)
1等陸佐 堀哲也

(警務隊本部企画訓練科長)
2等陸佐 戸星善敦

 

 

陸上自衛隊幹部候補生学校学生隊長を命ずる
(第15旅団司令部幕僚長)
1等陸佐 立山隆一

 

陸上自衛隊航空学校企画室長を命ずる
(東部方面ヘリコプター隊長)
1等陸佐 西田昭彦

 

陸上自衛隊武器学校副校長を命ずる兼ねて企画室長を命ずる
(防衛装備庁長官官房装備開発官付総括室長)
1等陸佐 中村佳伸

 

陸上自衛隊武器学校第2教育部長を命ずる
(会計監査隊中部方面分遣隊長)
1等陸佐 松下正己

 

陸上自衛隊輸送学校教育部長を命ずる
(陸上自衛隊幹部学校主任教官)
1等陸佐 村上至

 

陸上自衛隊小平学校付を命ずる
(防衛大学校教授)
1等陸佐 幸野英明

 

陸上自衛隊衛生学校主任教官を命ずる兼ねて自衛隊中央病院眼科勤務を命ずる
(陸上自衛隊衛生学校兼自衛隊中央病院眼科)
1等陸佐 竹島幹雄

 

陸上自衛隊化学学校付を命ずる
(陸上自衛隊化学学校主任研究員)
1等陸佐 中島要

 

陸上自衛隊高等工科学校副校長を命ずる兼ねて企画室長を命ずる
(健軍駐屯地業務隊長)
1等陸佐 三家本勝志

 

陸上自衛隊研究本部総合研究部第2研究課長を命ずる
(陸上自衛隊研究本部主任研究開発官)
1等陸佐 芝伸彦

 

 

陸上自衛隊研究本部付を命ずる
(陸上自衛隊研究本部主任研究開発官)
1等陸佐 賦勺義矢

(陸上自衛隊関東補給処情報処理部長)
1等陸佐 古茂田雅之

 

 

陸上自衛隊補給統制本部誘導武器部長を命ずる
(陸上自衛隊幹部学校学校教官)
1等陸佐 田中奈津夫

 

 

陸上自衛隊補給統制本部付を命ずる
(陸上自衛隊補給統制本部誘導武器部長)
1等陸佐 足立哲彦

(近畿中部防衛局東海防衛支局次長)
1等陸佐 大矢和司

 

 

兼ねて陸上自衛隊関東補給処情報処理部長を命ずる
(陸上自衛隊関東補給処装備計画部長)
1等陸佐 浅見勇学

 

陸上自衛隊関東補給処松戸支処落下傘部長を命ずる
(陸上自衛隊補給統制本部)
2等陸佐 秋元博之

 

陸上自衛隊関東補給処(松戸)付を命ずる
(陸上自衛隊関東補給処松戸支処落下傘部長)
1等陸佐 國弘祥史

 

陸上自衛隊関西補給処桂支処補給部長を命ずる
(第13旅団司令部第4部長)
2等陸佐 高橋正尚

 

陸上自衛隊関西補給処桂支処整備部長を命ずる
(陸上自衛隊補給統制本部)
2等陸佐 足達陽一

 

陸上自衛隊九州補給処装備計画部計画課長を命ずる
(陸上自衛隊補給統制本部)
2等陸佐 池端雅彦

 

自衛隊情報保全隊情報保全官を命ずる
(中央輸送業務隊長兼横浜駐屯地司令)
1等陸佐 壇雅昭

 

自衛隊体育学校付を命ずる
(滝ヶ原駐屯地業務隊長)
1等陸佐 淺井修

 

自衛隊香川地方協力本部長を命ずる
(普通科教導連隊長兼滝ヶ原駐屯地司令)
1等陸佐 河合龍也

 

近畿中部防衛局防衛補佐官を命ずる
(陸上自衛隊関西補給処桂支処補給部長)
1等陸佐 永島肇

 

近畿中部防衛局東海防衛支局次長を命ずる
(陸上自衛隊武器学校第2教育部長)
1等陸佐 塚本義明

 

防衛装備庁長官官房装備開発官付総括室長を命ずる
(装備実験隊副隊長)
1等陸佐 北﨑直弥

 

(以上12月1日付)

防衛省発表資料

http://www.mod.go.jp/j/press/sankou/2017/12/01a.pdf

 

【注記】

このページに使用している画像の一部は、防衛省のルールに従い、防衛省のHPから引用。

※画像はそれぞれ、軽量化やサイズ調整などを目的に加工して用いているものがある。

自衛官各位の敬称略。

【引用元】

防衛省 平成29年度防衛白書公式Webサイト(輝き活躍する女性隊員より)

http://www.mod.go.jp/j/publication/wp/wp2017/html/nt320000.html

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2件のコメント

コメント失礼いたします。

人事異動先が「〇〇部付」とあるのは、どういう意味でしょうか?
民間であれば、ご病気やまれに不祥事などで休職などの場合は「~付」となりますが
同姓同名?の知人の名前があり心配しております。

原田様

コメントありがとうございました。
私の知る限りですが、○○付では実は、出向や留学というケースが多いと思います。
幹部学校付では海外の幹部学校などに留学、業務隊付では民間企業で研修などですね。
当サイトの記事では、田尻陸将補の経歴一覧が参考になるかもしれません。
https://japansdf.com/?p=1332

一方で、稀に更迭されて上級司令部付に異動になってしまった幹部や、病気療養で下番のために司令部付になった幹部がおられた例も数例承知しています。

いずれも、私は本職ではありませんので、ご参考までということでよろしくお願いします。
本職さんがコメントをして頂ければ間違いないのですが・・・。

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