海将補人事|2019年12月・海上自衛隊

2019年12月、海上自衛隊・海将補の人事異動が防衛省から発令された。

今回の定期異動で新たに将官に昇任した海将補は2名。

そして新旧交代で、1名の海将補が長きにわたる自衛官人生に別れを告げて、制服を置いている。

また航空群司令ポストで大きな動きがあった他、冬の海将補人事では恒例となっている練習艦隊司令官の異動も発令され、新たにそのポストに就いたのは八木浩二(第35期)・前護衛艦隊司令部幕僚長となった。

若き士官たちとともに世界の海を廻りながら共に成長する、指揮官にとっても非常に思い出深い任務である。

ぜひ、八木の活躍を楽しみにしたいと思う。

その他、海自屈指のイケメンで航空畑出身の市田章(第33期)が、自衛艦隊司令部幕僚長に着任した人事も印象深い。

前任の二川達也(第32期)が海将に昇り大湊地方総監に異動となったように、市田も後職で昇任となるのか。

その活躍と今後の動向にも、ぜひ注目して見ていきたい。

なお、例によってアイキャッチ画像の美しい女性は、人事異動とは何の関係もない。

令和元年度の練習航海において、フランス領ポリネシアの首都・パペーテを出港する、若く強く美しい3等海尉の女性を撮影したひとコマだ。

ご存知のように練習航海は、通称「赤レンガ」と呼ばれる江田島の幹部候補生学校を卒業した若き海の士官たちが、3尉に任官したその足で桟橋から遠洋航海に出立する伝統行事だ。

せっかくの「呉海自カレー」を食べ歩くような余裕もないほどに、その候補生生活は過酷を極める。

そして厳しい課程を終えて晴れて幹部に任官した者だけが、息をつく間もなく海の上に放り出され、半年ほど外洋を廻りながら世界各国に足を運び、文字通り荒波に揉まれ一回り大きくなる。

そんな練習航海を間もなく終えて、日本に戻る2ヶ月ほど前の写真が、こちらの女性士官だ。

そう思うとますます、頼もしい一枚に見えてくるのではないだろうか。

ぜひ、海自の若き士官たちにますますの応援を、一人でも多くの国民から寄せて頂きたいと願っている。

その他、異動の詳細な内容は以下の通り。

※文中、自衛官および関係者各位の敬称略。

(画像提供:海上自衛隊公式Webサイト

海将補に昇任させる
(海上幕僚監部総務部総務課長)
1等海佐 稲田丈司

(第51航空隊司令)
1等海佐 平木拓宏

統合幕僚学校副校長を命ずる
(航空集団司令部幕僚長)
海将補 松本完

海上幕僚監部人事教育部長を命ずる
(統合幕僚学校副校長)
海将補 泉博之

自衛艦隊司令部幕僚長を命ずる
(統合幕僚監部指揮通信システム部長)
海将補 市田章

護衛艦隊司令部幕僚長を命ずる
(練習艦隊司令官)
海将補 梶元大介

航空集団司令部幕僚長を命ずる
(第5航空群司令)
海将補 中村敏弘

第4航空群司令を命ずる
(第51航空隊司令)
海将補 平木拓宏

第5航空群司令を命ずる
(第4航空群司令)
海将補 金嶋浩司

練習艦隊司令官を命ずる
(護衛艦隊司令部幕僚長)
海将補 八木浩二

海上自衛隊第4術科学校長を命ずる
(海上幕僚監部総務部総務課長)
海将補 稲田丈司

退職を承認する
(海上自衛隊第4術科学校長)
海将補 岡﨑光博

(以上、2019年12月20日付)

防衛省発表資料

https://www.mod.go.jp/j/press/jinji/2019/1220b.pdf

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする