1佐人事・昇任1佐人事|2021年1月・陸上自衛隊

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2021年1月、陸上自衛隊1佐人事・昇任1佐人事が発令された。

 

まずは、今回の人事で1等陸佐に昇任された皆様、本当におめでとうございます!

長い間の努力と国家への貢献が認められ、1等陸佐に昇られたことに、心からのお祝いと敬意を申しあげます。

厳しい国際情勢の中で、またコロナ禍の中で、心身ともに厳しい任務が続いているかと拝察申し上げますが、どうぞお体にお気をつけになって任務に励んでください。

そして、さらなるご活躍をされることを心よりお祈り申し上げます。

 

さて、本題に進みたい。

昇任1佐人事は、例年1月と7月に発令される。

中でも1月の人事では、1選抜前期(同期1番乗り)での昇任が発令されることから、自衛隊関係者だけでなく一般の自衛隊ファンからも注目を集める人事となっている。

陸上自衛隊の場合、まず例外なく、この1選抜前期(以下、単に1選抜と表記)で1佐に昇任することが将来の陸幕長候補になるための絶対条件だからだ。

海空の場合少し事情が違うが、陸上自衛隊では1選抜で陸将に昇ったものから、テッペンのポストである陸上幕僚長が選抜される。

そして1選抜の陸将は、事故がない限り1選抜の陸将補から選ばれ、そして1選抜の陸将補は1選抜の1佐から選ばれるのが常だ。

そのため、1月の人事は15年後の陸幕長を占う上で、非常に大きな人事ということができる。

 

そして今回の人事で1選抜の1等陸佐に昇ったのは、平成14年入隊、すなわち防衛大学校第46期(相当)の幹部たちである。

寄り道なしのストレートの場合、昭和54年度生まれということになり、2020年度(当年度)で41歳の若きリーダーだ。

今後、中央での班長や課長ポスト、連隊長(隊長)、群長、師団幕僚長、副旅団長、地方本部長・・・といった要職に就き、まさに国家防衛の現場指揮官として多くの活躍を重ねていくことになる。

そして、陸幕長に昇るであろう最高幹部への道を通るものは、6年半後の2027年夏の将官人事で陸将補に。そして12年後の2033年夏の将官人事で陸将に昇る。

そして概ね2036~2038年頃に、陸上幕僚長に昇るというのが一つのモデルケースだ。

ぜひ、今回1選抜で1佐に昇ったこの若きリーダーたちを、これからも長い目で見て応援して欲しい。

 

ちなみに、現・統合幕僚長の山崎幸二(第27期)が1選抜で1佐に昇ったのは平成14年1月で、第8施設大隊長の時であった。

その3ヶ月後に幹部候補生学校に入校してきた若者たちが、今回1選抜で1佐に昇った第46期(相当)組だ。

そう思うと、トップと1佐の間には、最大でこれほどの世代年齢差があることを改めて思わずにはいられない。

管理人ももう、すっかり年寄り気分である・・・

 

なお、例によってアイキャッチ画像の美しい女性は、人事異動とは何の関係もない。

第14普通科連隊重迫撃砲中隊第1小隊に所属し活躍する、岡山県出身の能津彩乃・陸士長だ。

撮影当時、陸曹昇任試験に向けて頑張っていたとのことなので、昇任を果たし、さらに活躍の場を広げてくれているのではないだろうか。

それにしても自衛隊ランチはラーメンにサラダと、とてもバランスがよい食事が食べられて羨ましい・・・

唐揚げセットや餃子セットなど、カロリーや炭水化物の暴力とは無縁の食事で、体にもとても良さそうである。

 

全国の若者諸君!

陸上自衛隊では、イケメンマッチョに美人WACさんがてんこ盛りで皆の入隊を待ちわびているぞ!

コロナ対策も万全なので、今すぐ最寄りの地本に足を運び、自衛官候補生にチャレンジしよう!

 

その他、人事異動の詳細は下記の通り。

 

(※文中、自衛官および関係者の敬称略)

(画像提供:陸上自衛隊第10師団公式Webサイト

1等陸佐に昇任させる

(防衛研究所)
2等陸佐 池上隆蔵

(陸上自衛隊教育訓練研究本部)
2等陸佐 石岡直樹

(陸上自衛隊開発実験団本部)
2等陸佐 石崎美生

(西部方面特科連隊)
2等陸佐 井上靖也

(第10後方支援連隊)
2等陸佐 今井健二

(防衛装備庁)
2等陸佐 今村政弘

(陸上自衛隊高射学校)
2等陸佐 岩下悟

(統合幕僚監部)
2等陸佐 内田恭裕

(第1施設団本部)
2等陸佐 太田耕輔

(陸上総隊司令部)
2等陸佐 柿内慎治

(陸上自衛隊中央業務支援隊)
2等陸佐 鎌田寛

(陸上自衛隊教育訓練研究本部)
2等陸佐 辛島雅和

(統合幕僚監部)
2等陸佐 川嶋勇基

(自衛隊中央病院)
2等陸佐 河野修一

(西部方面総監部)
2等陸佐 吉良隆文

(陸上自衛隊教育訓練研究本部)
2等陸佐 小阪剛士

(陸上幕僚監部)
2等陸佐 小林憲治

(陸上幕僚監部)
2等陸佐 齋藤良平

(陸上幕僚監部)
2等陸佐 笹川豊秀

(警務隊)
2等陸佐 佐藤雅之

(陸上幕僚監部)
2等陸佐 品川真之

(統合幕僚監部)
2等陸佐 柴田哲良

(統合幕僚監部)
2等陸佐 髙木耕一郎

(陸上総隊司令部)
2等陸佐 田村貴夫

(陸上自衛隊小平学校)
2等陸佐 千葉修治

(陸上自衛隊中央業務支援隊)
2等陸佐 富野匠

(陸上幕僚監部)
2等陸佐 富山武史

(陸上自衛隊関西補給処)
2等陸佐 鳥越千尋

(陸上自衛隊教育訓練研究本部)
2等陸佐 中村康男

(自衛隊中央病院)
2等陸佐 畑中公輔

(東北方面航空隊)
2等陸佐 東木場保貴

(陸上自衛隊教育訓練研究本部)
2等陸佐 廣山俊一

(陸上自衛隊会計監査隊)
2等陸佐 古越万紀人

(陸上自衛隊教育訓練研究本部)
2等陸佐 堀田朗伸

(陸上幕僚監部)
2等陸佐 森下輝彦

(陸上自衛隊中央業務支援隊)
2等陸佐 八津尾宗之

(陸上幕僚監部)
2等陸佐 山田大作

(陸上幕僚監部)
2等陸佐 湯澤憲治

(陸上自衛隊航空学校)
2等陸佐 米谷知久

(陸上自衛隊富士学校)
2等陸佐 和田毅

 

令和3年1月1日付
https://www.mod.go.jp/j/press/jinji/2021/0101a.pdf

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