2018年8月、航空自衛隊・空将の人事異動が防衛省から発令された。
31期組から順当に、引田淳(第31期)と内倉浩昭(第31期)が1選抜で空将に昇任し、それぞれ統合幕僚監部運用部長と防衛装備庁長官官房装備官に着任。
米国防衛駐在官を務めた空自きっての米国通である引田に、F-15戦闘機パイロット上がりの内倉が、まずは31期組から最初の空将に昇った。
また、注目のポストであった航空総隊司令官・前原弘昭(第27期)が勇退し、後任には武藤茂樹(第28期)が着任するなど、数は少なくとも、空自の根幹となる将官が大きく変わる人事となっている。
長年に渡り、我が国の平和と安全に貢献をし続け、勇退となった前原空将、そして橋本空将。
本当にお疲れ様でした、ありがとうございました。
その第2の人生も、充実した素晴らしいものになりますことをお祈り申し上げます。
なお例によって、アイキャッチ画像の美しい女性は、将官人事と何の関係もない。
自衛隊福岡地本の筑後地区で、陸海空自衛隊の採用活動のPRを行う美しく優秀な女性自衛官たちだ。
陸上自衛隊の中武士長、海上自衛隊の今村士長、航空自衛隊の三小田士長である。
採用活動に部隊での任務、これからも頑張って下さい!
以下、その詳細な内容は以下の通り。
※文中、自衛官および関係者各位の敬称略。
(画像提供:自衛隊福岡地本公式ツイッターサイト)
空将に昇任させる
(航空幕僚監部防衛部長)
空将補 内倉浩昭
(西部航空方面隊副司令官)
空将補 引田淳
統合幕僚監部運用部長を命ずる
(西部航空方面隊副司令官)
空将 引田淳
航空総隊司令官を命ずる
(航空総隊副司令官)
空将 武藤茂樹
航空総隊副司令官を命ずる
(中部航空方面隊司令官)
空将 金古真一
中部航空方面隊司令官を命ずる
(統合幕僚監部運用部長)
空将 増子豊
防衛装備庁長官官房装備官を命ずる
(航空幕僚監部防衛部長)
空将 内倉浩昭
退職を承認する
(航空総隊司令官)
空将 前原弘昭
(防衛装備庁長官官房装備官)
空将 橋本尚典
(以上8月1日付)
防衛省発表資料
http://www.mod.go.jp/j/press/sankou/2018/08/01a.pdf
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