横田紀子(よこた・のりこ)|第41期・第9特科連隊長

その横田が陸上自衛隊に入隊したのは平成9年3月。

1等陸佐に昇ったのが平成28年1月なので、41期組1選抜(1番乗り)となるスピード出世だ。

原隊(初任地)は宇都宮の第12特科連隊であり、同地で厳しく鍛えられ、陸上自衛官としてのスタートを切っている。

(画像提供:陸上自衛隊岩手地方協力本部公式Webサイト

(画像提供:陸上自衛隊栃木地方協力本部公式Webサイト

職種部隊では、小隊長を先述のように今はなき第6地対艦ミサイル連隊で、中隊長を宇都宮の第12特科隊で務めた。

またスタッフや幕僚のポストでは、富士学校特科部戦術教官、富士学校特科部戦術班長、富士学校主任教官などでも辣腕を発揮。

中央(陸上幕僚監部)では人事部などでスタッフポストを務め、また班長ポストには、人事教育部人事教育計画課の企画班長で着任している。

そして令和元年8月、我が国で女性初となる戦闘職種部隊の連隊長、第9特科連隊長兼ねて岩手駐屯地司令に上番し、およそ1400名の部下(岩手駐屯地全体の人員)を率いる。

10年後には、将官に昇っている可能性も十分な、我が国を代表する自衛官の一人だ。

 

なお上記写真2枚めは、2013年ころ、まだ30代後半であった頃の横田だ。

40代なかばになった今でもとても美人だが、若い頃はさらに美人であったことがよく分かる1枚なので、せっかく発掘した写真なので貼らせて頂いた。

ちなみに横田は、1選抜で1佐に昇るような仕事をこなす激務の中で20代で結婚し、子育てもこなしているスーパーウーマンである。

こんな美人であればそりゃあ周りはほっとかないよね、と思うが、本人は

「仕事をする中で、女性であることを意識したことは無かった」

と、防衛省のインタビューに語っている。

とは言え、一般人からすれば、「美人女性自衛官」というだけでも嬉しいのに、さらに「史上初の女性戦闘職種連隊長」、さらに美人ともなれば、女性であることをクローズアップしたいのである。

仕事も結婚も、子育ても女性としての魅力も、何もかもに手を抜かない女性連隊長の活躍に、今後とも注目し続けたい。

 

それでは最後に、いつもどおりその横田と同期である41期組の人事の動向について・・・

見ていきたいところではあるが、41期組は最初の陸将補が選抜されるのが2022年夏の将官人事である。

そのため、本稿でご紹介するには人数が多いので割愛し、また最初の将官が選抜された頃合いで記事を更新したい。

ちなみに第41期組と言えば、初代となる奄美警備隊長にスーパーイケメンである平田浩二(第41期)が上番し、また国防の最前線・沖縄那覇の第15旅団隷下、第51普通科連隊長を務める谷口慎(第41期)などがいる。

まさに今、国防の最前線で指揮を執る世代であることが、おわかり頂けるのではないだろうか。

 

いずれにせよ、横田を始めとした41期組は、2020年代後半にかけて、我が国の国防を中心になって担う世代である。

その活躍には今後も注目し、そして応援していきたい。

 

※文中、自衛官および関係者各位の敬称略。

(画像提供:防衛省公式Webサイト

◆横田紀子(陸上自衛隊) 主要経歴

平成
9年3月 陸上自衛隊入隊(第41期)
10年3月 第12特科連隊(宇都宮)
12年 月 第6地対艦ミサイル連隊小隊長(宇都宮)
16年8月 幹部学校(第50期指揮幕僚課程)(目黒)
18年 月 富士学校特科部戦術教官(富士)
20年 月 第12特科隊中隊長(宇都宮)
年 月 陸上幕僚監部人事部(市ヶ谷)
年 月 富士学校特科部(富士)
年 月 富士学校特科部戦術班長(富士)
年 月 富士学校主任教官(富士)
28年1月 1等陸佐
28年3月 幹部学校付・早稲田大学大学院
29年8月 陸上幕僚監部人事教育部人事教育計画課企画班長(市ヶ谷)

令和
元年8月 第9特科連隊長兼ねて岩手駐屯地司令

5 件のコメント

    • やはりそうですよね・・・
      なぜ、平成10年防衛大学卒業、と言うmodの記事が多数ヒットするんだろう。
      幹部候補生学校の卒業年次を防大卒業年次と言い換える慣例でもあるんでしょうか?

  • 幹部候補生学校の卒業年次を防大卒業年次と言い換える慣例はありますが、幹部候補生学校の卒業年次は西暦の下二桁で、1990年ならば90期と表します。防大は自分達だけの時に防大卒業年次で話しますが、一般大が絡むと幹部候補生学校の卒業年次で統一します。

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