牛若健悟(うしわか・けんご)|第37期・海上自衛隊

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牛若健悟は長崎県出身の海上自衛官。

防衛大学校第37期(航空宇宙工学)の卒業で幹候44期(統一期93期)、職種は飛行で回転翼航空機のパイロットだ。

生年月日は判明しないが、37期であればストレートの場合、昭和45年度の生まれということになる。

 

平成30年2月(2018年2月) 第21航空隊司令・1等海佐

前職は情報本部統合情報2課1班長であった。

 

2018年5月現在、第21航空隊司令を務める牛若だ。

海上自衛隊において、その機動力を活かし哨戒活動や対水上戦闘、対潜水艦戦闘もこなすことができるSH-60K(J)を運用する部隊で指揮官を歴任。

自らもパイロットであり、第1線で活躍をし続けてきた高級幹部である。

 

その経歴はいかにも海自のヘリコプター幹部らしいキャリアになっており、長崎県大村に所在する第122航空隊でのパイロットデビューを皮切りに、第23航空隊(京都府舞鶴)、第21航空隊(千葉県館山)、第21航空隊第212飛行隊長(千葉県館山)など要職を歴任。

現場経験という意味ではもっとも補職が多かった第21航空隊で、初の航空隊司令を任されることになった。

 

なおその間、海外留学は豪州の国防大学に学んでいることも印象深い。

近年、中国人民解放軍に依る無節操な海洋膨張政策は目に余るところだが、海洋の自由航行において利害を共にする日本とオーストラリアは近年、国防上の緊密さをますます深めているところだ。

当然、海上自衛隊幹部としてこれら豪州にパイプがあることは極めて望ましい経歴であり、牛若はますます、その活躍の幅を広げていくことだろう。

 

では次に、その牛若のキャリアについて細かく見て行きたい。

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