2022年3月、航空自衛隊の空将・空将補の人事異動が防衛省から発令された。
今回の空自の人事異動では、大変なことが起きてしまっているのだが、お気づきの人はいるだろうか。
なんと、空自のイケメンランキングで1位と2位に輝いた川波清明(第32期)と今城弘治(第33期)の補職が、入れ替わりになっているのである。
川波は航空救難団司令から航空支援集団副司令官に異動。
今城は航空支援集団副司令官から航空救難団司令に異動。
日本を代表するイケメンパイロット1位2位がそのままポストの交換をするなんて、なんて贅沢なのだ。
世間的には「だからなんだというのか」と言われようが、これは管理人にとって大事件なのである。
気がつけばイケメンランキング1位の川波も、2022年4月で58歳になってしまった。
つまり今回のポストが、長かった自衛官人生の最後の補職になるのかも知れないということだ。
今城も当年度で57歳になるので、そろそろ「最後のポスト」の可能性が出てきていることが否定できない。
要するに、また一人、二人と、空自を代表するイケメンが自衛隊を去る日が近づいているのである。
人事の時期とは、嬉しくも悲しい時期なのである・・・。
しかし、既にご退役をされている方もおり、また新しく発見したイケメン自衛官もいるので、いつかこちら、空自イケメンランキングも、更新しなければ。。
その他、気になるのはやはり小野打泰子(第31期)が、第4術科学校長から中部航空警戒管制団司令(入間基地司令兼補)に異動になったことだろうか。
女性活躍社会の先駆けとして空自でキャリアを積んだ小野打も、やはり2022年8月で58歳になる。
自衛官定年延長の影響でやや読みにくいところがあるとは言え、おそらくこの補職が最後の任務になることは、おそらく間違いないだろう。
「女性将官」「女性初の~」という枕詞で何度もメディアで取り上げられた存在であったが、その活躍もあり現在では、女性幹部の活躍はあらゆる方面に広がっている。
しかしその自衛官人生の中では、フロンティアに立っていたが故の苦労も多かったのではないだろうか。
まだ少し気が早いことではあるが、そんな小野打の最後の補職として、このポストは大変名誉ある素晴らしい任務であると思っている。
ぜひ、多くの空自ファンの皆様には、イベントなどの際には入間基地に足を運び、小野打に大きな声援を送って欲しいと願っている。
なお例によって、アイキャッチ画像の美しい女性は人事異動とは何の関係もない。
航空自衛隊那覇基地恒例のキラリ☆空女で紹介されている、警戒管制員として活躍する女性隊員の執務中の一コマを撮影したものである。
「希望の職種じゃなかったけどw航空自衛隊じゃないと経験できない貴重な仕事」
とコメントをしているところは、いかにも空自である。
こんなこと、陸や海で言っても絶対に公式ツイッターに載せてもらえなそうなものだが、そのまんま載せてしまうのは空ならではの大らかさか、沖縄ならではの「なんくるないさー」なのか。。
ちなみに管理人はこのたび、レキオウイング(航空自衛隊那覇基地協力会)への加入を認められ、また一つ、自衛隊を公式に応援する組織の一員になることができました!
(≧∇≦)b
那覇基地の皆様、また遊びに行きますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。
^^
その他、詳細な人事異動の内容は以下の通り。
※文中、自衛官および関係者各位の敬称略。
(画像提供:航空自衛隊公式ツイッター)
航空幕僚監部装備計画部長を命ずる
(航空教育集団司令部幕僚長)
空将補 小島隆
中部航空警戒管制団司令を命ずる兼ねて入間基地司令を命ずる
(第4術科学校長兼熊谷基地司令)
空将補 小野打泰子
航空救難団司令を命ずる
(航空支援集団副司令官)
空将補 今城弘治
航空支援集団副司令官を命ずる
(航空救難団司令)
空将補 川波清明
航空教育集団司令部幕僚長を命ずる
(航空幕僚監部装備計画部長)
空将補 坂本浩一
航空自衛隊第4術科学校長を命ずる兼ねて熊谷基地司令を命ずる
(中部航空警戒管制団司令兼入間基地司令)
空将補 津曲明一
空将補に昇任させる
(那覇病院長)
1等空佐 辻本哲也
航空医学実験隊司令を命ずる
(那覇病院長)
空将補 辻本哲也
自衛隊入間病院長を命ずる兼ねて防衛医科大学校病院勤務を命ずる兼ねて自衛隊中央病院診療技術部病理課勤務を命ずる
(航空医学実験隊司令兼防衛医科大学校病院兼中央病院診療技術部病理課)
空将補 加藤圭
退職を承認する
(岐阜病院長)
空将補 森本浩吉
令和4年3月17日付
https://www.mod.go.jp/j/press/jinji/2022/0317a.pdf
外から通りすがりに失礼致します
個人的には「中部航空警戒管制団司令兼入間基地司令」と「第4術科学校長兼熊谷基地司令」の交換人事も意外な気がしました
小野打空将補は防大31期相当ですから、空幕長との年次のバランス、将補3回目の補職等を見るとこれが花道なのかも知れませんね
個人的には、女性として2代目の空自将官(とはいえ女性として初代の空自将官梶田ミチ子元空将補は退職日特別昇任ですが)柏原敬子元空将補のインパクトが強かったです。それまで芦屋基地のHPが見づらい、更新しない、で困っていたのですが、基地司令に柏原元空将補が就任して程なくHPが一新され、非常に見やすくなりました。HPの更新は偶然だったかもしれませんが、当時、流石総務出身の基地司令になると違う、と思った記憶が有ります
長々失礼いたしました
通りすがりのMさま、コメントありがとうございました!
柏原敬子元空将補、久しぶりにお名前お聞きしましたね~
しかしこれで、また女性将官がひとり減って寂しくなりますね。
しかしもしかして、この夏にも陸自から史上初の将官が出るかもですね~
広報室長の・・・(^v^)