長谷川敬(島根地方協力本部長・1等陸佐)|第34期・陸上自衛隊

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その長谷川が陸上自衛隊に入隊したのは平成2年3月。

1等陸佐には平成21年、1選抜で昇るなどスピード出世で昇任を重ねてきた。

米国陸軍の指揮幕僚大学に留学経験もあるなど、高級幹部としてのキャリアは非常に充実している。

(画像提供:自衛隊島根地方協力本部公式ツイッター

その後中央(陸上幕僚監部)では、教育訓練部教育訓練課、装備部装備計画課で勤務をした他、人事部人事計画課の予備自衛官室長など要職を歴任。

平成22年3月からは情報本部の統合情報部で力を発揮するなど、幅広い業務で活躍を見せた。

また連隊長ポストは、平成24年12月から、北熊本に所在していた第8特科連隊長に上番している。

残念ながらその第8特科連隊は、いくつかの部隊に分散する形で廃止されたが、その伝統は西部方面特科連隊として引き継がれている。

国防の最前線である西部方面隊の大火力野戦部隊として、長谷川はじめ歴代の連隊長が築き上げた歴史は、今も同部隊でしっかりと健在だ。

そして平成28年12月、自衛隊島根地方協力本部長に着任し、3年目に入った任務で今なお力を発揮し続けているのが、2019年1月現在の状況だ。

陸幕での予備自衛官室長経験なども踏まえると、地本長ポストは長谷川がもっとも力を発揮する領域であり、適材適所の着任であったのではないだろうか。

今後の活躍を、ますます楽しみにしたい。

 

なお上記写真の2枚めだが、これは松江駅付近での自衛隊グッズ配りに向かう、地本担当者の様子である。

自衛官・自衛隊員になってまさか、駅前で「販促グッズ」の配布を任務を担うことがあるとは、思いもよらなかったのではないだろうか。

本当に自衛隊には、誰もが活躍できるいろいろな仕事が用意されている。

なお、左端に写る海自の幹部らしい後ろ姿は、島根地本広報室長の星原一喜・1等海尉であろうか。

スキンヘッドなのに太眉で、笑顔のかわいいチャーミングなおっちゃんである。

ページ最下部の写真左端の幹部だ。

ぜひ、島根の各種イベントでお顔を見かけることがあれば、各種「販促グッズ」を気持ちよく受け取って上げてほしい。

スキンヘッドだが、見た目ほど怖くはないはずだ(多分・・・)

 

では最後に、その長谷川と同期である34期組の人事の動向について見てみたい。

34期組は、2015年に最初の陸将補が選抜された年次にあたる。

そして2019年1月現在で、陸将補の任に在るのは以下の幹部たちだ。

 

荒井正芳(第34期)・自衛隊東京地方協力本部長(2015年8月)

柿野正和(第34期)・陸上幕僚監部監理部長(2015年8月)

小林弘樹(第34期)・統合幕僚監部運用部副部長(2015年8月)

橋爪良友(第34期)・陸上総隊司令部運用部長(2015年8月)

佐藤真(第34期)・第1師団副師団長兼ねて練馬駐屯地司令(2016年3月)

鳥海誠司(第34期)・陸上自衛隊教育訓練研究本部教育部長(2016年7月)

松永康則(第34期)・中部方面総監部幕僚副長(2017年3月)

大場剛(第34期)・第4師団副師団長(2017年8月)

※肩書はいずれも2019年1月現在。( )は陸将補昇任時期。

※2018年8月以降に昇任した陸将補は期別未確認のため、追記する可能性あり。

 

以上のように、まずは荒井、柿野、小林、橋爪の4名が頭一つ抜けた状態にあり、第34期の最高幹部人事の中心になって行くことになりそうだ。

 

長谷川については、人や教育を扱う領域での強みが目立つキャリアの高級幹部だ。

そのため今後も、関連する分野で活躍の幅を広げ、ますます我が国と世界の平和のために、尽力を続けてくれるのではないだろうか。

その活躍には更に注目を続け、そして応援していきたい。

 

※文中、自衛官および関係者各位の敬称略。

(画像提供:自衛隊島根地方協力本部公式ツイッター

◆長谷川敬(陸上自衛隊) 主要経歴

平成
2年3月 陸上自衛隊入隊(第34期)
16年3月 中央資料隊付(米国陸軍指揮幕僚大学留学)
17年8月 陸上幕僚監部教育訓練部教育訓練課(市ヶ谷)
19年3月 陸上幕僚監部装備部装備計画課(市ヶ谷)
21年3月 幹部学校付(目黒)
22年3月 情報本部統合情報部(市ヶ谷)
24年12月 第8特科連隊長(北熊本)
26年12月 陸上幕僚監部人事部人事計画課予備自衛官室長(市ヶ谷)
28年12月 自衛隊島根地方協力本部長

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