松尾洋介(第4航空団司令・空将補)|第30期・航空自衛隊 

松尾洋介(まつお・ようすけ)は昭和38年6月生まれ、佐賀県出身の航空自衛官。

防衛大学校第30期の卒業で幹候76期、出身職種は飛行でF-2戦闘機パイロットだ。

平成29年12月(2017年12月) 第4航空団司令兼ねて松島基地司令・空将補

前職は航空教育集団司令部教育部長であった。

(画像提供:航空自衛隊松島基地公式Webサイト

(画像提供:航空自衛隊松島基地公式ツイッター

2019年1月現在、第4航空団司令兼ねて松島基地司令の要職にある松尾だ。

ご存知のように、第4航空団は宮城県に所在し、ブルーンパルスの拠点として知られている。

また「F-2戦闘機パイロットの心のふるさと」とも言うべき基地でもあり、我が国の航空自衛隊基地の中でも非常に存在感が大きい。

東日本大震災にあっては、当時の基地司令であった元空将補の杉山政樹(第26期)が、全機喪失のリスクを果断に受け入れ即時の総員退避を命じ、直後に基地が津波に呑み込まれたことを巡り話題になった。

もちろんこの決断は非常に見事なものであり、我が国の自衛官の決断力、勇気、危機に際しての優先順位の判断力の高さなどが際立ったものであったが、それでもF-2戦闘機を始めとした28機喪失の結果は決して小さくはないインパクトである。

そのため、一部の「識者」からは非常に叩かれる事になったが、今となっては杉山の決断の正しさが証明されていると言って良いだろう。

いずれにせよ、ブルーの母基地でありF-2戦闘機の故郷と言うことなどを含めて、非常に話題の多い東北の要衝だ。

そしてその、F-2戦闘機の第21飛行隊、ブルーインパルスの第11飛行隊から構成される第4航空団を率いる松尾である。

管理人(私)には、私見でいろいろ勝手に自衛官の方を尊敬し、あるいは凄いと思っている人が少なくない。

例えば、凄いと思う自衛官は誰かと言われたら、すぐにでも3~5名ほどのお名前は思いつく。

その時によってお答えは変わるかも知れないが、例えば一般大学出身者の星とも言ってよい宮川正(第26期)などは、退役をされた今もなお、とても大好きな自衛官の一人だ。

同様に、有事の際にどの指揮官の下で働きたいかと問われても何名か思いつくが、イチオシは2019年1月現在で海上自衛隊幹部学校長を務める湯浅秀樹(第30期)であろうか。

この人の指揮下で仕事をすれば、悪運は全て逃げていくのではないかという程に、明るさを貰える予感がする。

同様に、2019年現在で、陸海空3自衛隊の中でもっとも親しみを感じる指揮官は誰かと聞かれたらまず一番に、この松尾の名前を挙げたいと思っている。

それはどういうことか。

まず第4航空団兼ねて松島基地司令に求められる任務は、一般国民の目線から言えば、どうしてもブルーインパルスを統率する指揮官というポジションになる。

恐らく他の基地司令に比べネットでのアクセスも多く、「みられる」ことも意識しなければならないだろう。

そんな中、松尾は現職に着任して早々に、松島基地公式のツイッターを立ち上げ、非常に盛んなメッセージ発信を始めた。

そしてそのフォロワー数は、わずか1年で23000人に達している(2019年1月現在)。

また基地司令からの挨拶も4季に応じて更新し、とても季節感のある素敵な写真が魅力のメッセージを発信する。

春になれば、松島基地のさくらをバックに。初夏になれば、藤の花をバックに花言葉を添えて、松島基地の在り方を国民に発する。

雪のない初冬であれば、上記画像1枚目のように国民の関心が高いパイロットとしての一面も見せ、基地司令として国民に多くのメッセージを発信した。

SNSだけでなく、公式Webサイトの情報までもここまで上手に活用し、PRを展開してる手腕は非常に見事だ。

そしてアクセスするたびに、基地隊員の笑顔やブルーパイロットの厳しい訓練などの動画が追加されており、そこで任務に励む隊員の体温すらも感じられるコンテンツに溢れている。

このようなものを魅せられては、親しみを感じるなと言われる方が無茶というものである。

率直に言って、陸海空に限らず現場では、各部隊の指揮官といえどもなかなか新しいことを始める裁量が大きくはないのかもしれない。

そんな事もあって、指揮官が交代しても外部からは余り変化を感じないことが多いが、松尾についてはそんな印象が全く無いほどに、次々と新しい試みをしているように感じる。

そんな事もあり、2019年現在で非常に親しみを感じる指揮官の一人となっている。

ぜひそんな見方としても、松尾の指揮統率ぶりと松島基地隊員の頑張りに、注目をしてもらえたら幸いだ。

では、そんな要職にありながらもここまで親しみを感じさせる松尾とは、これまでどのようなキャリアを歩んできた幹部なのだろうか。

少し詳細に、その経歴をみていきたい。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする