沖邑佳彦(第4師団長・陸将)|第31期・陸上自衛隊

沖邑佳彦(おきむら・よしひこ)は昭和39年11月2日生まれ、岐阜県出身の陸上自衛官。

防衛大学校第31期の卒業で幹候68期、出身職種は航空科で、回転翼機(ヘリコプター)のベテランパイロットだ。

平成30年8月(2018年8月) 第4師団長・陸将

前職は陸上幕僚監部運用支援・訓練部長であった。

なお、第4師団長としての指導方針は以下の通り。

【要望事項】

「真に戦える実効性のある部隊の創造」
「地域等との連携」


(画像提供:陸上自衛隊第4師団公式Webサイト 着任式画像)

2018年12月現在、福岡駐屯地にその司令部を置く、第4師団の師団長を務める沖邑だ。

文字通り、歴史的に「防人」が国防にあたった九州北部の警備を担当する師団であり、対馬警備隊をその隷下に持つなど、朝鮮半島有事に備えた厳しい訓練と警戒を怠らない。

まさに国防の最前線に立つ、そして21世紀の我が国のホットスポットとも言うべき地で精鋭部隊を率いる。

その沖邑がなぜ、この国防の最前線とも言うべき第4師団を任されることになったのか。

それはその、極めて充実したキャリアを見れば明らかだ。

2018年12月現在の第4師団長に求められる役割といえば、国防の最前線にある指揮官として、第4師団隷下にある部隊のみならず、周辺諸部隊と連携して我が国の有事に対応することにある。

そして第4師団の管轄地域には、我が国の有事の際にもっとも連携するべき部隊の一つ、水陸機動団が長崎の相浦に所在している。

水陸機動団自体は陸上総隊の隷下にあるわけだが、当然のことながら第4師団・第8師団・第15旅団との連携は欠かせない。

更にいうと、沖邑は航空科の出身であり、航空隊長ポストを高遊原分屯地(熊本)に所在する西部方面航空隊長で上番している。

加えて副師団長ポストは我が国最強の機甲科部隊であり、機動戦闘の最精鋭集団である第7師団で経験した幹部だ。

つまり、南西諸島で我が国の周辺有事が発生した際に求められる

・即応性

・機動力

・空中機動力

・諸部隊との連携

・全軍を俯瞰する能力

の全てに豊富な経験を持ち、全く不安がないということだ。

まさに適材適所、この時期の第4師団長にもっともふさわしい最高幹部が着任することになった人事と言ってよいのではないだろうか。

では、そんな要職と我が国の安全保障の最前線を任されることになった沖邑とは、一体どのようなキャリアを歩んできた幹部なのだろうか。

少し詳細に、その経歴を見ていきたい。

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