大町克士(海上自衛隊幹部学校副校長・海将補)|第34期・海上自衛隊

大町克士(おおまち・かつし)は昭和43年1月生まれ、岡山県出身の海上自衛官。

防衛大学校第34期の卒業で幹候41期、出身職種は飛行で、回転翼航空機(SH-60)のパイロットだ。

平成30年3月(2018年3月) 海上自衛隊幹部学校副校長・海将補

前職は第22航空群司令であった。

なお、第22航空群司令であった時の指導方針は以下の通り。

【勤務方針】「変化への対応」「基本の徹底」


(画像提供:海上自衛隊第22航空隊公式Webサイト


(画像提供:海上自衛隊幹部学校公式Webサイト

2018年12月現在、海上自衛隊幹部学校副校長を務める大町だ。

幹部学校は、単に海自の未来を担う幹部を教育・育成する役割のみならず、諸外国からの留学生を受け入れ、また諸外国の要人と交流を持つなど、「軍人外交」としての機能も持つ。

また、新しい時代の戦い方や防衛のあり方を研究するなど、研究機関としての側面も併せ持つ、極めて重要な組織だ。

副校長は、そのトップである校長を支え、これら任務の実務を担う要職となる。

その要職を務める大町だが、海上自衛隊に入隊以来、回転翼航空機の現場で指揮を執り続けた34期のエリートだ。

その歴任してきたポストはどれも特筆するものばかりだが、あえて一つ上げるとすれば、やはり前職の第22航空群司令の補職になるだろうか。

第22航空群は長崎県の大村市に所在する回転翼航空機の部隊であり、複雑に入り組んだ大村湾の内海に面したところに所在する。

長崎空港の目と鼻の先であり、陸上自衛隊水陸機動団が設置された相浦駐屯地も同じ長崎県内で、直線距離で50kmほどの場所だ。

要するに、西方で有事が発生した際には、その機動力を活かして極めてリスクの高い哨戒任務を担う可能性が高い最前線ということである。

また今後、西方・南西方面に重点的に配備されることが予想される陸上自衛隊の地対艦ミサイル部隊は、その有効射程距離が200kmを越え、とても部隊単独では、その能力を活かし切ることはできない。

その際に空のCIC(戦闘指揮所)となり、陸海空のユニットを有機的に融合し、それぞれの能力を出し切る役割もまた、この第22航空群に課せられた任務の一つだ。

その役割は極めて重く、同部隊にかかる自衛隊内外の期待は極めて大きい。

では、そのような重要なポストを歴任してきた大町とは、これまでどのようなキャリアを歩んできた幹部なのだろうか。

少し詳細に、その経歴を見ていきたい。

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