【退役】山﨑嘉樹(九州補給処長・陸将補)|第28期・陸上自衛隊

山﨑嘉樹(やまざき・よしき)は昭和37年1月生まれ、鹿児島県出身の陸上自衛官。

防衛大学校第28期卒業で幹候65期、出身職種は武器科だ。

平成30年12月20日(2018年12月20日) 陸上自衛隊九州補給処長兼ねて目達原駐屯地司令・陸将補の職を最後に、制服を置くことが決まった。

前職は防衛装備庁プロジェクト管理部プロジェクト管理総括官であった。

(画像提供:陸上自衛隊目達原駐屯地公式Webサイト 広報めたばる73号)

2018年12月、武器・装備のエキスパートであり、我が国の国防を兵站の観点から支え続けてきた将官がまた一人、自衛隊を去ることが決まった。

陸上自衛隊九州補給処長兼ねて目達原駐屯地司令の山﨑嘉樹だ。

開発実験団長や防衛装備庁プロジェクト管理部プロジェクト管理総括官を務めるなど、そのキャリアは常に、技術幹部としてこれ以上はない要職にあり続けた。

最後の補職となった九州補給処長は、言うまでもなく我が国の最前線における生命線だ。

特に西方(西部方面隊)は沖縄に補給処を持たないので、有事の際の兵站をここ九州補給処で、山﨑以下の幹部曹士が担うことが求められた。

その国防の緊張感は今も全く変わらず、山﨑にとってもあるいは気がかりな中での、勇退となったのではないだろうか。

しかしそれでも、そんな山﨑の志を引き継ぎ、新任処長以下全ての幹部曹士は、きっと任務をやり遂げてくれるだろう。

残り僅かとなった自衛官生活を、どうかゆっくりと楽しんでほしい。

30数年ぶりとなる任務のないゆっくりとした年末とお正月は、本当に記憶に無いほどに久しぶりの時間となるはずだ。

まずはゆっくりとお過ごしになって、積年の疲れを癒やして下さい。

長い間、日本の国防と世界平和のために尽力をされた山﨑陸将補の人生に、心からの敬意と感謝を申し上げます。

本当にありがとうございました。

そして、その第二の人生も自衛官生活と同様に、とても充実したものとなりますことを、心からお祈り申し上げております。

【以上、2018年12月16日】

※ここから下は、退役までに記載していた山﨑陸将補のご紹介記事です。

2018年1月現在、九州補給処長兼ねて目達原駐屯地司令を務める山﨑だ。

数少ない武器科の将官であり、兵站の面から我が国の国防を支える。

特に西部方面隊では、喫緊の有事が予想される緊張状態にありながら沖縄に補給処が無いなど、兵站実務の負担が非常に大きなポストでもある。

そんな山﨑にかかる国民からの期待は非常に大きく、その責任は極めて重い。

そんな要職を務める山﨑のことだ。

これまでのキャリアはどれも印象深いものばかりだが、あえて一つ挙げるなら、それは防衛装備庁プロジェクト管理部プロジェクト管理総括官のポストであろうか。

このポストは、従来は陸海空自衛隊の各部隊が担っていた調達に関する職務を一元的に管理・把握し、調達から廃棄までを長期に渡り設計することを任務とする。

そして、コストだけでなく技術進歩への対応を含めて、最も効率的な武器や資材の調達を実現する、非常に大きな責任を担う役職だ。

山﨑が担ったのは、その陸上担当の実務責任者であった。

現場実務に長け、なおかつ研究開発にも通じている高級幹部のみが補職されるポストであり、山﨑には極めてふさわしいポストであったといえるだろう

技術系の幹部が着任する最高位にある職責と言っても良い任務を担い、そしてその期待に応え、非常に大きな成果を残した。

ではそんな要職を歴任した山﨑とは、これまでどのようなキャリアを歩んできた幹部なのだろうか。

少し詳細に、その経歴を見ていきたい。

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