佐藤幸喜は昭和39年3月18日生まれ、大分県出身の航空自衛官。
防衛大学校第30期(電気工学)の卒業で、幹候は76期だ。
平成29年12月(2017年12月) 航空安全管理隊司令・空将補
前職は第2術科学校長であった。
(画像提供:航空自衛隊航空安全管理隊公式Webサイト)
またも、サイトリニューアルである。
2018年4月に、航空安全管理隊の公式サイトがリニューアルされたは良いのだが、過去のコンテンツを根こそぎ掻っ攫うのは止めて欲しい(泣)
おかげで、佐藤のプロフィール写真も着任式画像も全くなく、サイトにあるのは唯一、この1枚だけであった。
もちろん、中央の2つ星が佐藤だ。
佐藤はほりの深いイケメンダンディだけに、ぜひカッコいいプロフィール写真を期待していたのだが、今(2018年6月)のところリニューアル後ではテキストのみになっている。
また防衛省の公式Webサイト内で、利用しても問題のない佐藤のカッコいいプロフィール写真を見かけたら、アップすることにしたい。
それはそうと、佐藤が司令を務める航空安全管理隊だ。
航空安全管理隊は、航空自衛隊の航空機に関する安全を一元的に管理し、その教育や啓蒙活動を担う。
また実際に航空機事故が発生した際には現地に調査官を派遣し、実質的な現場調査の指揮を担う。
ただ、航空事故が発生した際の調査責任者は、空幕に事故調査委員会が設置をされた上で空幕監察官が務めることになっている。
いわば、事故原因の真実を調査するのが航空安全管理隊であり、事故原因の何を真実と認定するのかは事故調査委員会である、という棲み分けと言ってよいだろうか。
やはり軍隊、自衛隊の場合は実力組織で発生した事故の場合、全ての「真実」を事実認定して公表するかどうか。
その判断には様々な政治的判断も伴う。
だからこそであろう、当隊は防衛大臣直轄となっているが、あるいはその職務の特殊性の故だろうか。
過去、当隊の司令を務めた25人を数える将官の中から、トップまで昇り詰めたものは1名もいない。
職人的な仕事で、いわば究極の裏方となり航空自衛隊のサポートする部署の位置づけなのであろう。佐藤が任されたのはそのような組織となっている。
では次に、その司令を任された佐藤のキャリアについて詳しく見ていきたい。
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