さて、陸海に続いて、空将の人気ランキング発表である。
すでにそちらの記事を御覧頂いた人であれば結果はご存知だと思うが、それぞれ、陸上幕僚長、海上幕僚長が1位を取れなかった。
統合幕僚長ですら1位を取れなかったという、かなり意外な結果に終わっている。
こちらの記事と合わせそちらも、宜しければ併せてご覧頂きたい。
では、はたして航空自衛隊ではどうなのか。
順当に航空幕僚長は1位を獲り、面目躍如となったのか。
その結果に注目してもらえれば幸いだ。
なお、集計方法などのルールについては、陸海と同様の内容だが、こちらにも一応記載しておきたい。
以下はコピペなので、既に陸海でご確認をされた方は、読み飛ばして頂いて、ランキングまで直接飛んでもらえれば幸いだ。
◆集計期間:2018年6月1日~6月30日
この集計期間の理由だが、記事をリリースした年月日は、将個人によってまちまちだ。
そのため、掲載期間の長い・短いもあるので、単純な全期間閲覧数を比べても意味がない。
そのために、この記事をポストする1ヶ月前の30日間を集計期間にしている。
◆集計するもの:ユニーク閲覧数
集計をするものは、何回記事が見られたか、ではなく、何人がその記事を見たか、というUU(ユニーク・ユーザー)を数える方式で行った。
繰り返し一人の人が何度見た、という特殊事情を排除するためである。
◆集計するアクセス数:数十万
サンプルの信頼度だが、正直、当サイトの閲覧数は月間数十万を数える。
そのため、サンプルとしては十分な数があるが、詳細は非公表としたい。
また、具体的なアクセス数の発表は、グーグルに怒られる可能性があるので、以下のように別の形で数字化して発表しているがご容赦願いたい。
10位の将の月間UU(ユニークユーザー)数を、1000として基準化。
以下、9位以上を1000を基準に数値化。
つまり、10位の将の月間UU数が1500UUで9位の将が1800UUであった場合。
10位 1000ポイント
9位 1200ポイント
という具合だ。
◆その他の基準:閲覧開始率
サイトの記事には、その記事を一番に閲覧し始めたのか。
他の記事を読んでからその記事に遷移したのか、ということでも、人気を推し量る上で大きな違いがある。
なぜなら、閲覧を開始するということは、検索でたどり着いたり、あるいは他のブログなどで紹介されていて、直接飛んできた着地点の記事であることを意味するからだ。
もちろん、閲覧開始率が高いほど、将個人が直接意識されていることを意味するので、人気がある可能性が高い。
一方で、閲覧開始率が低い将は、他の記事を読んだ次に、人気記事ランキングや関連記事の表示を見て、2番目以降にその記事に移動した可能性が高い。
そのため、直接の関心というよりも、ついでの関心であったと考えるのが妥当だ。
今回の人気ランキングでは、この閲覧開始率も、オマケで記しているので参考にしてもらいたい。
前置きが長くなったが、いよいよ2018年上半期、人気空将ランキングトップ10の発表である。
なおアイキャッチ画像は例によって空将とは何も関係がない。
北海道出身で空自の補給部隊で活躍する、長田瑞季・空士長だ。
自衛隊の「男女共同参画」特設サイトで紹介されている、文字通り女性の活躍を象徴するかのような、極めて優秀な才色兼備の美しい女性自衛官である。
どうせ空将ランキングともなれば、オッチャン画像ばかりに決まっているので、このような美しく優秀な女性にも登場して頂こうという趣旨で、ご紹介させて頂いている。
これからも素敵な笑顔で、お仕事頑張ってください!
(画像提供:航空自衛隊公式Webサイト「航空自衛隊について」より)
※以下、各将官の画像引用元は、リンク先を参照。
【第10位】荒木文博(第28期)・航空幕僚副長
アクセス数:1000ポイント
閲覧開始率:21.1%
10位となったのは、空幕副長の荒木である。
韓国防衛駐在官を務めるなど東北アジアに通じており、また航空開発実験集団司令官を務めるなど、とても特徴的な補職を歴任してきた幹部だ。
ただ、これと言って目立つニュースがなかったからだろうか。
空幕副長という要職の割には、今ひとつ伸びない結果となった。
なお、閲覧開始率21.1%も相当低い数字で、これはトップ10のうち9位の数字にあたる。
つまり、荒木に直接興味を持ってサイトに来た人が多いわけではない、ということを意味する数字だ。
まずはこの数字を基準に、読み進めてもらいたい。
アクセス数:1027ポイント
閲覧開始率:23.2%
我が国のホットスポットであり、有事の想定がもっとも色濃く予想される南西方面を預かる、F-15パイロット上がりの司令官だ。
あるいはこちらも、スクランブルの回数が2017年度に比べ大幅に減っていることも影響があるのだろうか。
組織再編のニュースも一通り出し尽くして、ニュース性が収まっていたのかも知れない。
閲覧開始率も高いとは言えず、上ノ谷を目的にサイトを訪れてくれた人がそれほど多くはないという結果になった。
【第8位】武藤茂樹(第28期)・航空総隊副司令官
アクセス数:1051ポイント
閲覧開始率:29.4%
我が国の航空勢力を一手に預かる航空総隊の、その副司令官を務めるイケメンダンディだ。
F-15戦闘機パイロット上がりであり、やはり航空自衛隊は戦闘機パイロット上がりが強さを見せる。
武藤の場合、イケメンなのでもう少し数字が伸びるかと思ったが、やはり司令官と副司令官の違いが出たというところだろうか。
どれほど大きな組織であっても副司令官はやはり露出が減り、どれほど小さな組織でも司令あるいは司令官は露出と注目度が高くなる。
その辺りの差が出た結果であるのかも知れない。
アクセス数:1293ポイント
閲覧開始率:30.5%
30期組1選抜の空将であり、次の次の空幕長有力候補の一人である金古だ。
年齢を感じさせない若々しさとイケメンで、広く一般人からの人気も高い空将である。
なお、全体的に言えることなのだが、ぶっちゃけ航空自衛隊の将官は閲覧開始率がとても低い。
そのため、30.5%の金古で、トップ10の中で4位の高率である。
30%を超えてくれば、空将ランキングの場合「注目を集めている空将」という評価になりそうだ。
【第6位】荒木淳一(第27期)・航空教育集団司令官
アクセス数:1507ポイント
閲覧開始率:34.8%
最後まで空幕長候補の一人であり続けた、27期のトップエリートである荒木だ。
なお、空将ランキングで、閲覧開始率が一番高かったのはこの荒木であり、その数字は34.8%。
いわば、空将の中でもっとも直接の注目を集めている、人気の最高幹部ということになる。
ただ、その理由はぶっちゃけ全くわからない。。
既に現職を最後に退役が決まっており、なおかつ極めて重要ではあっても、一般人にはそれほど接点がない補職なので、荒木がなぜこれほど注目を集めたのか・・・
きっと、中の人であればわかる理由があるのかも知れない。
アクセス数:1571ポイント
閲覧開始率:30.7%
30期組1選抜空将で、次々期空幕長有力候補の一人である井筒だ。
戦闘機パイロットの出身であり、やはり空自のパイロット人気を裏付ける順位である。
なおかつ、我が国の最前線である西部航空方面隊の司令官だ。
あらゆる意味で、5位のランクインは順当なところだろう。
今後も更に、活躍が期待されるところだ。
【第4位】山田真史(第28期)・航空支援集団司令官
アクセス数:1660ポイント
閲覧開始率:32.6%
何か特別なことをしてるわけではないのに、特別に目立っている気がする空将、山田である。
どうやらそんな気がするのも気のせいではないようで、閲覧開始率32.6%は、空将ランキングトップ10の中で2位だ。
何かと検索され、何かと世間の耳目を集めている空将であることは間違い無さそうだ。
山田もF-15戦闘機パイロットあがりなので、やはりここでも戦闘機パイロットの強さを感じる順位となった。
さてここまで、10位から4位までを一気に見てきた。
その上で思うのだが、空将は陸将、海将に比べて閲覧開始率がとても低い。極端に低い。
恐らくこれは、航空自衛隊の注目がパイロットやブルーインパルスなど、特定の人物に集まる傾向があるからだろう。
また特に注目が集まるのは、やはり航空祭だ。
陸自の場合、方面総監も方面隊のお祭りで露出をするが、航空自衛隊の場合、もっとも目立つのは基地司令である。
いい意味でも悪い意味でも、部下が悪いことをやらかした場合でも、名前が出てくるのは基地司令なことも、関係しているのかも知れない。
あ、これは陸自でも同じか・・・。
いずれにせよ、パイロットとしても、将官としても、最も目立つのは空将補クラスまでであるのかも知れない。
閲覧開始率の低さからは、そのようなことを感じる結果となった。
きっと皆、亀ちゃんを検索したついでに、他の空将を見ているのである・・・。
ではここからは、トップ3の発表だ。
ここまでは順当に、総隊司令官も空幕長も出ていないが、どういう結果になるのか。
楽しみに読み進めて欲しい。
コメントを残す